くらし 想いをつなぐ 持続可能な未来へ 今日より楽しい明日の有田市へ

令和7年度予算もご賛同いただき、いよいよ新年度がスタートしました。新たな年度の始まりに際し、市民の皆様とともに、有田市の未来をより良いものにしていけるよう、決意を新たにしております。
本年度は、引き続き重要な継続事業を着実に進めてまいります。新市立病院の建設、宮原小学校跡地への認定こども園および地域の核となるコミュニティセンターの整備は、市民の皆様の暮らしを支える基盤となるものです。これらの事業を確実に推進し、子育て支援の充実と地域活性化につなげてまいります。また、公約に掲げる「安心・安全なまちづくり」の実現に向けて、防災・減災対策として市内全域において内水氾濫ゼロを目指します。さらに、小児医療・救急医療体制の強化にも取り組み、誰もが安心して暮らせるまちをつくります。
また、ENEOS和歌山製造所におけるSAFプラント建設については、経済産業省の補助事業にも採択され、実現に向けて推進されていきます。これにより、有田市が未来環境供給基地として新たな可能性を切り開くとともに、企業誘致や地元企業との共創による人材育成・経済力強化を推し進めてまいります。
庁内においても、市職員一人ひとりが有田市の未来を真剣に考え、行動できる組織づくりを進めています。昨年度は全職員とのミーティングを重ね、有田市のあるべき姿や市民の皆様の幸福度(ウェルビーイング)について議論を深めてきました。今年度からは、市民の皆様と直接対話を行う「360゜ミーティング」をスタートさせます。地域の課題やまちの未来について意見交換を行い、市民と行政が一体となってまちづくりを進めていく場としたいと考えています。皆様のご参加をお待ちしております。
「今日より楽しい明日の有田市へ」この言葉を合言葉に、市民の皆様と共に考え、行動し、未来を切り拓く一年にしてまいります。市職員一同、一人ひとりがプロフェッショナルとして、全力で取り組んでまいりますので、引き続きのご協力とご指導・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

有田市長 玉木 久登