くらし 防災特集 みんなで守る命と暮らし~自助・共助で強い地域へ~(2)

■「地域の力で命を守る」~共助で救命救急~
▼救助救出
バールや角材(固く折れにくいもの等)は、てこの力を使って重い物を動かすことが可能で、災害時に建物や車などに閉じ込められた人を安全な場所に救出するため、がれきを持ち上げたり、ドアをこじ開けたり、窓を破壊するのに有効です。
救出の際は、以下の流れに沿って救出してください。
(1)状況確認⇒(2)重量物持ち上げ⇒(3)安全対策⇒(4)救出

▼搬送
傷病者を発見した場合、原則、応急手当の実施後に傷病者の搬送を行いますが、傷病者がいる場所が危険な場合や応急手当の実施に支障がある場合には、傷病者を安全な場所に移動させる必要があります。

○身近な物で搬送
毛布やシーツなど身近な物を使って、けが人を搬送できます。
(1)毛布(シーツ等)を広げる
(2)毛布の中央に傷病者を寝かせて、毛布の端から中心に向かって固く巻く
(3)4人以上で同時に持ち上げ搬送する

○搬送の注意点
(1)足側を進行方向として搬送
(2)頭側の方は、傷病者の様子を確認しながら搬送
(3)傾斜のある場所の場合、傷病者の頭が高くなるように搬送

■市内一斉地震・津波訓練を実施します
○市内放送のサイレンによる住民周知
市では、毎年津波防災の日に合わせて市内放送等による情報伝達訓練を実施しています。
(※エリアメール、緊急速報メールの配信は行いません。)

実施内容は、11月2日(日)の午前9:00に南海トラフ地震が発生したと想定し、大津波警報のサイレンを鳴らします。

○放送内容(訓練放送)
チャイム
こちらは防災御坊市です。ただ今から訓練放送を行います。
サイレン:3秒吹鳴2秒休止×3回
大津波警報が発表されました。海岸付近の方は高台に避難してください。
これは、訓練放送です。 ※3回繰り返し
こちらは防災御坊市です。これで訓練放送を終わります。