くらし 特集 special feature 新年度の予算(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 和歌山県紀の川市
- 広報紙名 : 広報紀の川 令和7年4月号
■令和7年度 予算
※表示金額は、万円未満を四捨五入しています。
※予算総額に占める割合は、合計100%になるように表示しています。
●過去最大規模
令和7年度一般会計当初予算 353億4千万円
前年度比 23億1千万円〔7.0%〕増↑
※記載している金額などは、令和7年第1回紀の川市議会定例会に提出した内容です。
▽歳入
・自主財源…市が自主的に収入することができるお金
・依存財源…国や県などから交付または割り当てられるお金
・市税…市民のみなさんや法人などから納めていただく税金
・地方消費税交付金…消費税の地方分が地方消費税で、そのうち県を通じて市町村へ配分されるお金
・地方交付税…すべての地方公共団体が一定水準の行政サービスを提供できるよう、国税を財源として、国が配分するお金
・分担金及び負担金…特定の事業によって特に利益を受ける人に負担していただくお金
・使用料及び手数料…施設の使用や特定のサービスに対し負担していただくお金
・国庫支出金…特定の事務事業に対し、国から交付されるお金
・県支出金…特定の事務事業に対し、県から交付されるお金
・寄附金…ふるさと納税などにより、まちづくりのために寄附いただくお金
・繰入金…基金や他の会計から財源調整などのために繰り入れるお金
・市債…公共事業などで多額の資金が必要なときに長期に借り入れるお金
▽歳出
・議会費…市議会の活動の経費
・総務費…全般的な管理事務、徴税、戸籍、選挙事務などの経費
・民生費…高齢者・障害者福祉、子育て支援、生活保護などの経費
・衛生費…保健・環境衛生、ごみ処理、し尿処理などの経費
・農林業費…農林業振興、生産基盤整備などの経費
・商工費…商工業振興、観光振興などの経費
・土木費…道路、河川、公園、住宅の管理や整備などの経費
・消防費…消防・防災活動、防災基盤整備などの経費
・教育費…学校・生涯教育の充実や、文化・スポーツ振興などの経費
・災害復旧費…被災した施設などの復旧の経費
・公債費…公共事業などで多額の資金が必要なときに借り入れた長期借入金の返済金
特別会計当初予算合計 173億2,240万円
公営企業会計当初予算合計 54億4,930万円
※増減率の△はマイナスです。
■~20年の歩みを土台に、次のステージへ~未来に向けてさらなる成⻑と変革を
7年度の当初予算額は一般会計で353億4千万円、前年度と比較して23億1千万円、率にして7.0%増加し、過去最大の予算規模となりました。
今回はこれまでの20年間で築いた成果や発展の基盤をしっかりと受け継ぎながら、未来に向けてさらなる成⻑と変革を目指すためのスタートとなる予算を編成。7年度予算を『20年の歩みを土台に、次のステージへの1歩を踏み出すための予算』と位置付けています。
また、「合併20周年記念」「物価高騰対策」「重点プロジェクト」を3つの重点分野として設定。合併20周年を迎え、市民のみなさんと喜びを分かち合い、改めてこのまちへの愛着と誇りを深める機会を創出します。また、物価高騰の影響を受ける市民や事業者の経済活動を守るための取組を推進。さらに、人口6万人を目指し、持続的な成長に繋がる施策を展開していきます((本紙)p4~5ページ参照)。
岸本市長は2月18日に行われた当初予算の記者会見で「合併20周年記念特別事業や大阪・関西万博を契機とした誘客促進、幼少期からの英語に親しむ機会づくり、京奈和関空連絡道路の整備促進、災害に備えた防災体制の強化、公共交通の利用促進など、合併20周年を迎える紀の川市において、築き上げてきたものを大切にしながら、市民のみなさんが安全・安心・便利に暮らせるよう、持続可能なまちづくりへの新たな一歩を踏み出したい」と話しました。