くらし 【情報ワイド】kinokawa お知らせ(2)

■~食育情報通信vol.25~美味しく安全に備える!災害時の食の秘訣
災害時の備えをしていますか?災害時には、なぜか普段食べているものを食べたくなるようです。食べることが難しいからこそ、普段食べているものを食べたくなるのかもしれません。日常の味を感じることで、心の平静を取り戻し、元気になることができます。9月は防災月間です。この機会にいつもの備えを見直してみましょう。

▽備えない防災「フェーズフリー」
身近なものを日常と非常時を区別しない新しい防災の考え方で、普段から使っている物で災害に備えようという試みです。日常という時間(フェーズ)と、非日常という時間(フェーズ)を分けずに自由(フリー)にする。日常の「いつも」と非日常の「もしも」、どちらの場面でも便利に使えるモノやサービスを積極的に取り入れることで、普段の生活が同時に災害への備えになります。
▽ローリングストック法
フェーズフリーの考えに沿った防災備蓄品の準備方法です。普段の食品を少し多めに買い置きし、消費期限の古いものから使い、使った分を買い足すことをいいます。常に一定量の食品が家庭に備蓄されている状態を保つことができ、家族構成(乳幼児や高齢者、食物アレルギーなど)や好みに合わせて備えることができます。

▽被災者の声!
災害時に役に立ったもの:缶詰、飲料水、即席麵、レトルト食品、お菓子、カセットコンロなど
ポイント:
(1)お菓子
意外と災害時に甘いものに助けられたという声が集まったそうです。「甘いもの」は、体だけでなく「心の栄養補給」にもなります。
(2)カセットコンロにも寿命がある
カセットコンロは10年、カセットボンベは7年での買い替えを推奨されています。

問合せ:紀の川市食育推進会議
【電話】内線74801(農業振興課内)