イベント まちの話題

■8/30 ATTO!MARCHE in大国主神社
大国主神社で「ATTO!KINOKAWA MARCHE大国主神社夏祭り」が開催されました。訪れた人たちは、市内の飲食店など11店舗による多彩なグルメを思い思いに味わっていました。ヨーヨー釣りなどの出店もあり、子どもたちは夢中になって挑戦。境内では夕暮れとともに盆踊りが始まり、大人も子どもも一緒になって踊りの輪に加わりました。初めて踊る人も周囲に教えてもらいながら楽しそうに体を動かし、笑顔を見せていました。さらに夜には子どもを対象に手持ち花火を配布。歓声を上げながら遊ぶ子どもたちの姿に、会場は一層にぎわいました。笑顔と温かさに包まれた、世代を越えた交流の場となりました。

■9/12 かけがえのない命を守るため
市聴覚障害者協会主催の「防災訓練学習会」が開催されました。市内の手話サークル4団体と市消防団女性分団手話チームが協力し、聴覚障害者と手話を学ぶ人が一緒に災害への備えを学びました。当日は、市危機管理消防課職員がハザードマップの見方や災害用備蓄品の説明を行い、非常食の試食も実施。参加者は、手話通訳を通じて災害時の具体的な行動を理解し、緊急時の準備の重要性を再認識しました。学習会をきっかけに、聴覚障害者と手話を学ぶ人の交流が深まり、災害時に連携して助け合える体制づくりが期待されます。手話でつながる、安心な地域づくりに向けた第一歩となりました。

■9/12 中学生国際交流を実施
8/23から4日間、紀の川市の中学生21人が姉妹都市の大韓民国・西帰浦(ソギポ)市を訪問し、ホームステイや中学校訪問などで交流を深めました。((1)~(3))また、9/11から4日間の日程で、西帰浦市の中学生が紀の川市を訪問。12日には貴志川中学校を訪れ、吹奏楽部の演奏などによる歓迎会やレクリエーション、給食で交流しました。代表の挨拶をした김지은(キムジウン)さんは「日本の中学校で給食を食べたり、ゲームに参加できて楽しかった」とにっこり。約2週間ぶりに両市の中学生同士が再会し、日本のホストファミリーと対面後、1泊のホームステイを体験しました。((4)~(7))日本と韓国、両国の言語や文化を通じ、お互いを理解する機会となりました。

■新しい時代を切り開いた先人
合併20周年記念特別事業として、8/27~9/28まで、歴史民俗資料館で企画展「紀の川市のあゆみ」が開催されました。企画展では、市が誇る5人の先人、華岡青洲、松山管吾、本多和一郎、児玉仲児、山本弘の功績や活動を紹介。江戸時代から明治時代にかけて、彼らは新しい思想や文化、技術をいち早く学び地域に貢献しました。これまでの歴史とともに、これからの紀の川市をあゆんでもらおうと展示されたさまざまな資料。来場者は思い思いに見学し、地域の歴史に触れていました。

■9/14 こころの調子の声を聴く
自殺対策の一環として「ゲートキーパー養成講座」を開催しました。「ゲートキーパー」とは、悩みを抱える人に気づき、寄り添い、適切な支援につなぐ「命の門番」です。高野山大学の森崎雅好教授を講師に迎え、講座を実施。実体験に基づく話に、参加者は真剣に耳を傾けていました。参加者からは「自殺について改めて深く考える良い機会になった」と声が聞かれ、命を守ることの大切さを学びました。市は、これからも誰もが安心して暮らせるまちを目指し、さまざまな取り組みを進めていきます。