- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県鳥取市
- 広報紙名 : とっとり市報 令和7年3月号
□PickUp!
◆用瀬町地域おこし協力隊
堺 泰樹(さかい たいき)さん
▽就任したきっかけは?
学生時代を鳥取で過ごし、イベントで用瀬町を訪れた際に、用瀬町の風景が好きになり、年月を経て用瀬町に戻ってきました。大学卒業後は、広島市の書店に就職して働いていましたが、子育てや今後のキャリアを考える中で、どこかに移住したいという気持ちがわいてきました。用瀬町の風景がよみがえり、移住を考えていた時に地域おこし協力隊の募集があり、このチャンスを逃してはならないと思い、応募しました。
▽現在の活動は?
2つ大きなミッションがあり、1つは、用瀬町の伝統文化である流しびなの製作技術の継承と持続的な製作体制の確立です。用瀬町にとって流しびなは重要な位置を占めており、観光行事としても民俗行事としても地域の人の心とつながっていることを感じます。現在は、流しびなの製作を行うグループの活動に参加し、作り方を教えていただいています。長い伝統の中に自分も入っていると思うと、やりがいと身の引きしまる思いがします。
2つ目は、空き家の掘り起こしと利活用です。用瀬町内の空き家の調査をしたり、利活用に向けて所有者と相談をしたりしています。空き家問題は全国的にも注目されていますが、目の前にある空き家がすぐに利活用できるわけではありません。所有者がわからないなど、調査上の困難もありますが、所有者も空き家に困っていることもあります。その解決のお手伝いができればいいなと思っています。
▽みなさんに向けて
地域おこし協力隊は、自分の力だけでは仕事ができません。流しびなも空き家も、地域に住む人たちとともにあり、伝統を残したい、空き家を活用して地域を盛り上げたいという気持ちに支えられています。
流しびなを作りたい人、用瀬町の空き家をお持ちで活用にお困りの人はお気軽にお声がけください!一緒に用瀬町を楽しみたい人はぜひお越しください!
◇佐治町地域おこし協力隊
鈴木 匠(すずき たくみ)さん
はじめまして。佐治町地域おこし協力隊の鈴木匠です。俳優・カメラマンなどの経験を生かし、人々をつなぐことを目的としたデジタルコミュニティの構築を行います。佐治町と全国の人々をつなげ、より魅力的なまちになるよう意見を出し合い発信していきます。
問い合せ先:本庁舎地域振興課(20番窓口)
【電話】0857-30-8172
【FAX】0857-20-3919