- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県鳥取市
- 広報紙名 : とっとり市報 令和7年7月号
■災害から命を守るために
例年6月から10月にかけては大雨による土砂災害や河川の氾濫などの水害が発生しやすい時期です。大雨による災害から自分や家族の命を守るためには、日ごろの備えや情報収集、適切な避難行動をとることが重要です。いつ発生するかわからない災害に備えて、日ごろから身を守るための準備をしましょう。
◇日ごろの備えと自主的な情報収集が大切です
▽日ごろの備え
・総合防災マップの確認
・非常持ち出し品の用意
・非常備蓄品の用意
・雨樋、側溝、排水溝の掃除
家族で連絡手段や避難場所について話し合っておくことも大切です。
▽情報収集
・鳥取市防災アプリ
・鳥取市防災ポータルサイト
・鳥取市防災ラジオ
・テレビ
・あんしんトリピーメール
・防災行政無線
日ごろからさまざまな手段で情報を取得する習慣を身につけておきましょう。
■いざという時に備えて何を準備したらいい?
非常食、飲料水、医薬品、貴重品などを防災リュックにコンパクトにまとめ、非常持ち出し品としてすぐに取り出せる場所に保管しておきましょう。また、災害による物流の断絶に備えて、最低3日分の非常備蓄品を用意しておきましょう。詳しくは総合防災マップ(65ページ)を参考に、自分に合った備えをお願いします。
■水害時にはどこに避難する?
まず自宅や職場などが、浸水や土砂災害のリスクがある地域か総合防災マップで確認しましょう。リスクがなく備蓄品などが用意できる状況であれば、在宅避難が可能です。リスクがある場合は水平避難が必要です。安全な知人宅や本市の開設する避難場所などへ避難しましょう。また、土砂災害警戒区域などでなくても、土砂災害が発生する場合があります。付近に「がけ地」や「小さな沢」などがあれば注意してください。
◇水平避難とは
建物を移動して、洪水浸水想定区域外の避難所などに避難することです。同じ建物の中で、浸水しない上階に避難することを垂直避難といいます。
■マイタイムラインを作成しましょう
鳥取市防災アプリの機能を使ってお住まいの地域の災害リスクや避難行動を整理し、一人ひとりの防災行動計画(マイタイムライン)を作成しておきましょう。
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◇避難情報と取るべき行動を確認しておきましょう
本市は気象情報などをもとに、災害発生の危険性が高まったと判断した場合は避難情報を発令します。避難情報は5段階の警戒レベルのうちレベル3〜5で発令しますが、必ずしも順を追って発令されるものではありません。天候の急変などにより、一度に複数段階引き上げられる場合があります。避難情報の発令前でも、身の危険を感じたら自主的に避難行動を開始しましょう。