くらし コラム・学び

■ともだよりその2
地域おこし協力隊
吉澤 朋宏

◇近況報告
お久しぶりです。就任してから9か月の間に鳥取短期大学のフィールドワークへの参加や、福高祭の運営補助、倉吉銀座商店街マップの更新作業などを行いました。
倉吉銀座商店街マップは飲食店やお買い物ができる店舗などをジャンル別に紹介しており、前々任の協力隊員・杉中さんのデザインによる可愛らしくユニークなマップです。更新にあたり、商店街の皆さまからご意見をいただきながら、楽しく関わらせていただきました。店舗が10店舗以上も増えたため、文字や配色など見やすさを工夫して作成しました。ぜひマップを手に散策していただけるとうれしいです。マップは観光案内所などで配布しています。

◇倉吉銀座春まつりに向けて
4月6日(日)に開催される「倉吉銀座春まつり」の中で、県立美術館開館にちなみ、アート技法の一つ「シルクスクリーン印刷」を用いたワークショップを開催します。
シルクスクリーン印刷は、県立美術館の目玉作品であるアンディ・ウォーホルの『ブリロの箱』の作成に用いられた印刷技法です。ワークショップでは、銀座商店街周辺の景色を活用した版を用意し、ポストカードやトートバックに印刷します。
シルクスクリーン印刷はインクをのせる量や版の状態によって、同じ版でも同じ印刷物になることはほとんどありません。印刷物をみると、いつも見てきた町並みが、いつもとは違う景色としてみることができるかもしれません。小さいお子さんでも気軽に体験できますので、興味のある人はぜひご参加ください。

◆シルクスクリーンワークショップ
日時:4月6日(日)午前10時半~午後3時
場所:倉吉銀座通り
料金:200円または500円

問合せ:しごと定住促進課
【電話】22-8129
【FAX】22-8136

※県立美術館内で、著者・かわにしよしとさん作の似顔絵展示中(観覧無料)

■鳥取看護大学・鳥取短期大学キャンパスだより(351)
◇大学生と一緒に学ぶ!「子どもたちに伝えたい減災講座」
2月15日、消防防災サークルToCoTo(トコトン)NFAST(ファスト)が、倉吉福祉センターで開催された「子どもたちに伝えたい減災講座」(主催・倉吉市ボランティアセンター)で講師をつとめました。
講座の対象は、進学や就職を控えた中高生とその保護者、教職員です。住み慣れた地域から離れた場所で災害にあったとき、自分の命や暮らしを守り、周りの人と助け合って共に生きるための準備と行動を学ぶことを目的としています。
学生たちは、一人暮らしの経験を交えながら、「困ったときは自分から声を上げること」や「情報の取得方法」など、自助と共助の重要性を伝えました。また、防災ボトルや非常持出袋づくりのワークショップも行いました。
参加者からは、「自助の心得が大切だと学んだ」「体験談がわかりやすい」「また聞きたい」などの声が寄せられました。

◆今月のまちの保健室
日時:4月16日(水)午後1時半~3時半(受付:午後1時15分から)
場所:鳥取看護大学
※予約制。希望者は、電話でお申し込みください。
【内容】身長・体重・体脂肪・血圧・血管年齢・骨密度の測定、健康相談、ミニ講話「一日は一生の縮図」

問合せ:グローカルセンター
【電話】27-0107