くらし 岩美病院ニュース

■在宅での介護生活を始める前に考えておいたほうが良いこと
岩美病院 地域連携室(すこやか相談室)

●「家で(両親、夫、妻等の)介護をしようと思うのですが…やっぱり大変ですか?」
「家で介護をしているのですが…これからのことが不安で」
ご家族とお話をしている中で、在宅介護への不安をよく耳にします。介護は事前に決まっているわけではなく、突然必要になることが多いため、準備が十分にできていない状態で在宅介護が始まってしまう場合がほとんどです。介護生活が始まると、ご家族には様々な形で負担がかかってきます。ご家族の誰かが介護が必要になった時のために、事前に確認しておいた方が良いことがあります。

▽介護保険制度について知っておきましょう
在宅介護では、訪問介護や訪問入浴、訪問看護、デイサービス等の様々な介護保険サービスを利用することができます。また、一部の介護用品や福祉用具のレンタル、購入にも介護保険が適用されます。要支援以上の認定があれば、福祉用具の購入は10万円、住宅改修の費用も申請により20万円以内で改修費の1割(所得に応じて2~3割)を自己負担で利用することができます。介護者の負担軽減のためにも、介護保険制度について知っておくことが大切です。

▽ご家族で介護について話し合うこと
元気な間に老後はどのような生活を送りたいか、介護が必要になった時はどうするのか、ご家族で介護について話し合っておくことも大切です。介護をきっかけに夫婦関係、親子関係が今までのようにいかなくなるため、心身の負担を減らせるように事前に話し合っておくことも必要です。ご本人やご家族が将来認知症や病気などで自分の思いを伝えられない場合でも、自分の考えや価値観を今から記載して残しておけるACPノートというものがあります。このACPノートを利用して日頃元気な時からご家族と話し合って、記録に残しておきましょう。(ACPノートは健康福祉課にあります)

▽介護の協力者を見つけておくこと
介護をひとりで行うことは心身ともに負担が大きく、介護をしているご家族が体調を崩してしまう可能性があります。家族や親族等、介護に協力してくれる人を見つけておく必要があります。親族以外にも、かかりつけ医(主治医)や看護師、ケアマネジャーやホームヘルパー等の介護を支援してくれる専門家に協力者になってもらうと心強いです。
岩美病院では介護保険のショートステイをご利用できない場合に、レスパイト入院で対応しています。レスパイト入院とは、自宅で介護をしていらっしゃる方の日々の介護疲れ、冠婚葬祭などの事情により一時的に介護が困難となる場合などに、期間を設けた入院の受け入れを行い、介護者の負担軽減(息抜き)を支援する仕組みです。ご相談については、地域連携室(すこやか相談室)へお問い合わせください。

▽周辺環境を整えておくこと
在宅介護に向けて、安全に暮らせるように周辺環境を整えておくことが必要になってきます。介護が必要になった時に手摺りやスロープが必要な場所、家の段差、廊下や入口の幅、トイレや浴室、寝室はどこにするか等、どこをどのように整備するのか話し合っておくことが大切です。

▽資金の準備をしておくこと
介護保険を利用することで費用の負担を減らすことはできますが、毎月の生活費等一定額の出費は避けられません。お金のことについても事前にご家族と話し合っておき、必要となりそうな資金を準備しておくことが大切です。

岩美病院では患者さんやご家族の不安が少しでも解消されるよう、退院前からケアマネジャーや介護サービス事業所との連携を図り、入院中から在宅介護へとスムーズにつなげられるよう努めています。退院後の生活や介護で「どうすればいいの?」と思われましたら、お気軽に地域連携室にご相談ください。プライバシーや秘密は厳守しますので、ご安心ください。

■休日乳がん検診受診者を募集します!
8月31日(日)に岩美病院で休日乳がん検診を実施します。
受診希望の方は岩美病院総合窓口受付、またはお電話でご予約ください。
対象者:今年度40歳以上で年度年齢が偶数の女性(今年度岩美町乳がん検診対象者)
検診内容:マンモグラフィー検査のみ(検査は女性技師が担当します。)
募集定員:30名
※平日の乳がん検診も随時予約を受け付けています。お気軽にお問い合わせください。

■休診のお知らせ
眼科…8/5(火)終日
小児科…
8/12(火)終日
8/13(水)午後
8/15(金)終日

問い合わせ:岩美病院事務局
【電話】73-1421