くらし 江府町地域おこし協力隊通信

■今岡 寛和(いまおかひろかず)
奥大山パークレンジャー

森の樹木も落葉し積雪がないと少し寂しく感じます。ですが、この寒い時期に観察しやすいのが野鳥です。
グリーンシーズンは小鳥たちが葉に隠れ見えにくいですが、冬は群れで枝から枝へ移動していき確認しやすくなっています。普段山地にいる小鳥もエサを求めて人家くらいまで降りてきます。また、日野川では越冬するためにカモ類が増えています。日常的な散歩でも十分鳥たちに出会えると思います。
※写真の野鳥はノスリ。カフェオレみたいな羽毛、カラスくらいの大きさで、田畑付近の電柱や杭などによくとまっています。
※写真は広報紙16ページをご覧ください。

■中本 義明(なかもとよしあき)
奥大山パークレンジャー

江府町の多くの自然の中で「星空」は遺産とも言える存在です。街灯一つで光害を受けその存在は失われてしまいます。これまで7回実施した「エバーランド星を観る会」に参加された皆さんが「星の数がすごい」「天の川が二つになっている」など多くの感動体験を口にされ、江府町の星空の素晴らしさは、確実に心に届いているようです。
自然の素晴らしさは、健康と同じでありのままでは意識できなくて、失って初めて感じられるものです。光害の少なさ、澄んだ空気を失わないよういつまでも守っていきたいものです。