くらし 暖房器具が原因となる「火災」に注意しましょう

石油ストーブ、電気ストーブ、こたつといった暖房器具の使用頻度が高い季節です。すぐに温まり、暖を取るのに便利な器具ですが、火災や事故が後を絶ちません。火災や事故を防ぐために気を付けなければならないポイントを紹介します。

■石油ストーブを安全に使うポイント
・火を消してから動かす・給油する
・スプレーやガスボンベを近づけない
・燃えるものを近づけない
・廃棄時には灯油や乾電池を抜いておく
・ほこりを取り除いておく
・1時間に1~2回換気する
・前シーズンの灯油を使用しない
・使用する燃料を間違えない

◇暖房器具火災の注意点
本紙の二次元コードを参照してください。
・石油ストーブ
・電気ストーブ
・電気こたつ
出典:独立行政法人 製品評価技術基盤機構

■住宅火災を防ぐために
これから春にかけては空気が乾燥し、火災が発生しやすい季節となります。
火災の発生を防ぎ、火災から命を守るには、日頃からの備えが必要です。
ご家族で住宅火災からいのちを守るための対策をご確認ください。

◆住宅防火 いのちを守る 10のポイント
◇4つの習慣
(1)寝たばこは絶対にしない、させない
(2)ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
(3)こんろを使うときは火のそばを離れない
(4)コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く

◇6つの対策
(1)火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろなどは安全装置の付いた機器を使用する
(2)火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する
(3)火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類およびカーテンは、防炎品を使用する
(4)火災を小さいうちに消すために、消火器などを設置し、使い方を確認しておく
(5)高齢者や身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく
(6)防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う

出典:総務省消防庁

■令和7年春季全国火災予防運動
3月1日(土)~7日(金)まで、春の全国火災予防運動が全国各地で実施されます。
市消防本部では、住宅用火災警報器の適切な維持管理方法の周知など、住宅防火対策の推進を重点項目として運動します。

問合せ:消防本部予防課
【電話】32-9121