くらし まちをよくするマイレポート

笑顔を守る 我々の使命
松江市消防団玉湯方面団玉湯分団湯町班 副分団長 杉谷(すぎたに)倫紀(とものり)

1月11日、毎年恒例の消防出初式における放水演技が松江城内堀で行われました。昨年から新たに「消防団の車両展示」と「こども放水演技」を行っています。
「車両展示」では、消防車や資器材を揃えました。実際に乗車し、資器材に触れたこどもたちはどの子も目をキラキラさせていました。また、ベビーカーで来られた家族やシニアの夫婦まで、幅広い方々に興味関心をもっていただいた事に驚きと喜びがありました。我々消防団も、約400人の市民の皆さんと触れ合えたことに感謝しています。
「こども放水演技」は、市内小学校への出前授業で関心を持った児童を募り、一斉放水に参加できる取り組みです。今年は男女7人の児童が防火服、ヘルメットを着用し、消防団員がサポートしながら放水を行いました。緊張感とワクワク感が伝わり、参加した児童には貴重な体験をしてもらえたと感じています。なにより驚いたのは、カメラを向ける報道や市民カメラマン、そして雄姿を心待ちにしてスマホを向ける父母たちの多さで、その中心にいる児童らは、まさにヒーローのようでした。
近年多発する自然災害により、消防団の役割は年々増しています。広く市民の方々と触れ合えるこのような活動を通して、皆さんの防災意識が高まる事を期待します。
こどもたちの笑顔の先に明るく素晴らしい未来があることを願い、引き続き我々は地域のために使命感をもって日々努めてまいります。