健康 健康の窓

■~11月8日はいい歯の日~お口の健康を保つため定期的な歯科健診を
80歳で自分の歯が20本残っていれば、ほとんどの食べ物をしっかり噛めて、食事に困らず、健康でいられる可能性が高いことが分かっています。

◇歯を失う2大原因 むし歯と歯周病
歯周病のある人は加齢と共に増加し、50~60代では歯を失う主な原因になっています。安来市でも、50歳代頃から残っている歯の数が減り始めています。重度の歯周病を放置すると、歯を失うだけでなく、誤嚥性(ごえんせい)肺炎や糖尿病、心疾患など、さまざまな病気のリスクが高まります。楽しく社会参加を続けるためにも、お口の健康と機能を守ることが大切です。

安来市の一人あたり平均残存歯数

(令和2年度島根県残存歯調査結果より)

◇お口の定期健診、受けていますか?
毎日のセルフケア(歯磨き、デンタルフロス、歯間ブラシ)で落とせる歯の汚れは約6割程度です。落としきれなかった汚れが溜まり、むし歯や歯周病が知らない間に進行してしまうことがあります。むし歯や歯周病が発症すると、治療のために何度も歯科医院に通う必要が出てくる場合も。
「痛みがないから」「今は問題ないから」と、ついお口の健診を後回しにしていませんか?
年に1回は、痛みがなくても歯科医院へ行き、歯や歯ぐきの健康チェック、歯垢や歯石の除去をしてもらいましょう。

問合せ:いきいき健康課
【電話】23-3220

■元気なうちから歯はいのち講座
いつまでもおいしく自分の歯で食事をとるために、歯周病に関する正しい知識と生活習慣を身につけ、歯の健康寿命を延ばしましょう。
内容:歯科衛生士による講話(歯周病予防、たばこと歯の関係、ブラッシング指導など)
対象:市内の事業所 各地区での健康教室等
日時:要相談(30分から1時間程度)
料金:無料

問合せ:いきいき健康課
【電話】23-3220

■後期高齢者歯科口腔健診を受けましょう
健診内容:歯や入れ歯の状態、食べる力(噛む力や飲み込む力、舌の動きなど)
対象者:令和7年度に76歳~86歳になる人(昭和15年4月2日~昭和25年4月1日生まれ)
※対象の人には、7月下旬に「歯科口腔健康診査受診券」を送付しています。
期間:8月1日(金)~11月30日(日)(歯科医療機関の休診日を除く)
料金:年1回に限り無料
受診方法:受診する歯科医療機関を決め、予約の電話をして受診します。
※詳しくは、対象の人へ郵送した「後期高齢者歯科口腔健診のご案内」を確認ください。
実施主体:島根県後期高齢者医療広域連合
【電話】0852-40-0043

問合せ:いきいき健康課
【電話】23-3220