- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県江津市
- 広報紙名 : かわらばん 2025年8月号VOL.884
■熱中症を予防しよう
▽熱中症とは
高温多湿の環境で、発汗による体温調節がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をさします。屋外だけでなく、室内で何もしていないときでも発症し、場合によっては死亡することもあります。
発症の約8割は65歳以上の高齢者で、屋内での死亡者のうち約9割はエアコンを使用していませんでした。
▽熱中症の症状
・大量の発汗
・筋肉痛
・筋肉のこむら返り
症状がすすむと
・頭痛
・嘔吐
・倦怠感
・判断力の低下
・集中力の低下
・虚脱感
▽熱中症を予防するには
熱中症を予防する方法の一つとして「水分を摂ること」があります。のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分補給することが重要です。高齢の人は、若年者よりも体内の水分量が少ないことに加え、体の老廃物を排出する際にたくさんの尿が必要なため、特に重要とされます。1時間毎にコップ1杯(1日当たり1.2Lを目安)の水分を摂りましょう。
▽熱中症予防対策
屋内では
・エアコン等でこまめに室温を調節
・遮光カーテンやすだれの利用、打ち水の実施
屋外では
・外出時は日傘の使用、帽子の着用
・天気のよい日は日陰の利用、こまめな休息
体の蓄熱を避けるために
・吸湿性、速乾性のある通気性の良い衣服を着用
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やす
・こまめな水分補給
▽熱中症が疑われる人を見かけたら
自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわず救急車を呼びしょう。
高齢者は暑さに対する体の調節機能が低下しており、子どもは体温の調節機能がまだ十分に発達していないので気を配る必要があります。
また、暑さの感じ方は人によって異なります。その日の体調や暑さ慣れなどが影響します。体調の変化に気を付けましょう。
▽主な応急処置
・エアコンが効いている室内や風通しの良い日陰など涼しい場所へ避難
・衣服をゆるめ、からだを冷やす(首の周り、脇の下、脚の付け根など)
・経口補水液を補給
出典:厚生労働省・熱中症予防のために
問合せ:健康医療対策課健康増進係
【電話】0855-52-7935
■令和7年度 桜江地区総合健診を実施します
日程:9月27日(土)
健康診断:午前8時30分~11時30分(申し込み人数によって、変更の可能性があります。)
各種がん検診:午前8時~午後2時(がん検診によって、時間が異なります。)
会場:桜江総合センター(桜江支所)
対象者:表のとおり(すでに個別健診や市の人間ドックなどを受けられた人は申し込みできません)
申し込み期間:8月1日(金)~8月22日(金)
申し込み方法:お電話にて受付
申し込み内容:
(1)希望時間
(2)心電図の希望
(3)がん検診などの希望(肺・胃・大腸・前立腺・乳がん・肝炎ウイルス検診)
(4)送迎の有無(桜江地区の人)
※江津地区の人も受けられます
問合せ・申込先:保険年金課
・74歳までの人…国民健康保険係【電話】0855-52-7937
・75歳以上の人…医療年金係【電話】0855-52-7483