健康 健康andすくすく(2)

■9月10日から16日は自死予防週間
日本における令和6年中の自死者数は2万人を超えており、国全体の深刻な問題となっています。江津市でも、毎年尊い命が自死によって失われています。
日本では、毎年9月10日から16日までの一週間を「自死予防週間」と定め、国民が自死についての理解や関心を深め、自分や周囲の人の心の健康や命の大切さについて考えるための週間です。

▽悩んでいる人を救う「ゲートキーパー」
「気づく」「聴く」「つなぐ」「見守る」の4つを実践する人をゲートキーパーといいます。何か特別な資格を要するものではなく、普段この4つを実践することで、あなたの周りにいる人を救うことができます。

▽身近な人ができる行動~4つのポイント~
「気づく」家族や仲間の変化に気づいて声をかける
「聴く」本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
「つなぐ」早めに専門家に相談するよう促す
「見守る」温かく寄り添いながらじっと見守る

▽心の健康に関する相談窓口
ひとりで悩みを抱えていませんか?または周囲に気になる様子の人はいませんか?
こころの不調が続いている場合は相談機関に相談しましょう。
相談:
こころの健康相談(浜田保健所)【電話】0855-29-5550
健康医療対策課健康増進係【電話】0855-52-7935

▽自死遺族の想いを伝えるパネル展
遺族は大切な家族を失ったことから、深く消えない悲しみや後悔、様々な想いを抱えながら過ごしています。遺族の手記や写真、手紙、そして遺書などを展示します。
日時:9月8日(月)正午~12日(金)午後4時
場所:江津市役所 本庁舎1階展示スペース

問合せ:しまね分かち合いの会・虹 代表 桑原 正好
【電話】090-4692-5960