イベント うんなん日和~まちの話題を紹介します(1)

■避難行動要支援者の個別避難計画作成研修会
3月11日、避難行動要支援者の個別避難計画作成研修会を一宮交流センターで開催し、地域自主組織から約40人が参加しました。
災害発生時に自力での避難が困難な方の避難方法などを事前にまとめる「個別避難計画」を地域と行政の災害対応に関する基本協定に基づき、地域と行政の協働により作成に取り組んでいます。研修会では、講師に別府市役所の村野淳子(むらのじゅんこ)防災総合連携官を招き、別府市での個別避難計画のモデルづくりについて説明していただき、参加者は取り組みの重要性を再確認しました。

■新規事業や事業転換のきっかけ作りを行う場 事業創出ラボSHIFT(シフト)開催
3月13日、「事業創出ラボSHIFT」を三島ファーム(大東町)で開催し、市内の事業者10人が参加しました。
今回は、農事組合法人春石(はるいし)三島拓朗(みしまたくろう)さんを話題提供者として迎え、「規格外の農産物の売れる商品」、「雲南で注目されるドッグラン」、「5月のいちご狩りに集客する」の3つをテーマに取り組みました。全体で課題などを共有した後、グループに分かれて各テーマについて意見を出し合い、みんなで出された意見をもとに自身の明日からのSHIFT(実践していくこと)を発表しました。

■木次子育て支援センター 開所式
3月15日、新しく完成した木次子育て支援センターの開所式を行いました。
斐伊保育所の保育室が狭いという問題を解決するため、併設の木次子育て支援センターを移転・新築したものです。新施設の建設にあたっては、利用者の意見も参考にしながらレイアウトを決定しました。式典で石飛市長は「この施設がこどもの健やかな育ちを支援する場として大きな役割を果たすものと考えている」とあいさつしました。
このほかにも関係者への感謝状の贈呈やテープカットを行いました。

■市内の家庭から出た油が空港で大活躍!作業車両への高純度バイオディーゼル燃料導入開始
市民、事業者、行政が一体となり、脱炭素社会の実現に向けて取り組んでいる雲南市では、令和6年4月から"家庭で出る廃食油"の回収に取り組んできました。集まった廃食油は高純度バイオディーゼル燃料を製造している寺本建設(邑南町)に持ち込み、県内の飲食店から集められた廃食油とともにバイオディーゼル燃料濃度100%の「B100燃料」を精製。
このB100燃料は、3月10日より日本航空が出雲縁結び空港で稼働している作業車両の軽油の代替燃料として運用を開始されました。

■たたら文化伝道師検定
3月16日、たたら文化伝道師検定を木次経済文化会館チェリヴァホールで開催しました。
この検定は、多くの方にたたら文化への興味関心を持っていただき、観光振興の一翼を担う人材を確保することを目的に実施しています。2回目となる今回は、初級と前回の合格者を対象とした上級試験を実施し、合わせて25人が受検しました。

■全国初の取り組み!郵便局が営農広域組織の事務局のサポート業務を受託!
3月21日、大東町久野地区の地域自主組織「久野地区振興会」と日本郵便(株)との間で営農広域組織事務局サポート事務委託契約が締結されました。
久野地域の営農団体では、中山間地域等直接支払制度※の事務負担が課題でした。そのため、久野地区振興会と日本郵便(株)の協同により営農広域組織の立ち上げ、事務委託のシステムを構築し、令和5年度に実証実験を行いました。本年度からは本格始動し、久野地区の農業振興を推進します。
※営農条件不利地域における営農生産活動の継続を支援する制度。

■1300年の歴史、海潮温泉 海潮温泉「桂荘」入浴者100万人達成!
地元に愛され、年間約7万人が入浴に訪れる海潮温泉「桂荘」。3月23日、平成24年にリニューアルして以来の入浴者数が100万人を達成しました。
記念すべき100万人目のお客さんは佐川久人(さがわひさひと)さん・和美(かずみ)さん夫妻(岡山県)で、佐川さん夫妻には石飛市長から大東町山王寺地区で収穫されたコシヒカリを贈呈しました。久人さんは「記念すべき100万人目ということで、私の人生に残る体験でした。また桂荘に来たいです」と感想を話してくれました。