くらし 来るだろう未来から創りたい未来へ 新しいまちづくりの指針「第6次総合計画」策定中
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- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県津山市
- 広報紙名 : 広報津山 令和7年8月号
令和8年度からのまちづくりの指針となる「津山市第6次総合計画」の策定に向けた作業を進めています。計画の策定にあたって、皆さんが感じているまちの課題や未来への思いを反映するためのアンケート調査や懇談会、ワークショップを開催しています。
今後、取りまとめの作業を行い、令和7年度末に公表する予定です。
■分野別懇談会
子育て、福祉、経済、まちづくりなど、さまざまな分野の団体の皆さんと、それぞれの現状や課題について議論を行いました。
■地区別懇談会
令和6年11月から令和7年1月にかけて、19カ所の会場で、地域が抱える課題や将来像について、意見交換を行いました。
■つやま未来デザイン会議
参加の希望があった市民委員89人と、目指す津山の未来の姿やまちの強み、課題を克服するために自分たちができることなどを話し合いました。
◇わたしたちが考える「創りたい未来」「つやま未来デザイン会議」が意見書を提出
5月30日、4回実施した「つやま未来デザイン会議」で話し合った内容をまとめた提案書を、会議に参加した委員の代表者6人が市長に提出しました。
◇つやま未来デザイン会議に参加して 第35回津山(まち)づくりミーティング
提案書の提出後、会議に参加して感じたことなどについて、6人と市長が懇談しました。
・会議に参加して
委員:暮らしやすいまちに向け、公共交通や仕事、娯楽施設などの暮らしの環境整備に加え、人が交流する機会の創出など、まちづくりの主役となる人材の育成も大切だと感じた。
新しい何かをつくるだけでなく、普段の暮らしの中にある「ちょいイラ(ちょっとした不便さや悩み)」を解決するだけでも暮らしやすいと感じるまちづくりにつながると思う。「津山を良いまちにしよう」という共通の目標に向けて、幅広い年代や業種の人と意見を交わすことができ、津山のことが今までよりもっと好きになった。
・未来のまちづくりに向け、わたしたち自身ができること
委員:「公共交通機関を利用する」「市の情報に興味を持つ」「イベントに参加する」「デジタル機器の使い方を高齢の親に教える」「自分の持っている知識や経験を子どもたちに伝える」「周りの人と身の回りのちょっとした困りごとについて話すことから始め、まちのことを考える人のコミュニティを広げていく」など、まちを良くしていくために、住んでいるわたしたち自身にできることがたくさんある。
市長:第6次総合計画の策定を始め、将来にわたって住み続けたいまちづくりに向け、皆さんと一緒に取り組んでいく。
◇計画の最新情報は市ホームページで発信中
これまで実施してきた会議の内容など、第6次総合計画の策定に向けた最新情報は、市ホームページをご覧ください。
問合せ:秘書広報室
【電話】32-2029
■[Topics]大学の公立化に関する有識者検討会議実施中
市では、美作大学の存続と市の持続的発展に向けて、公立化などの各種方策を検討しており、専門的、客観的な立場から意見をもらう「有識者検討会議」を行っています。
◇会議ではどんなことをするの
地域に大学を残していくため、私立大学の公立化の事例や収支の見通し、高校生や企業を対象にしたアンケートの結果などの資料をもとに、公立化をはじめとする各種方策の有効性・可能性や課題などについて議論し、意見をまとめます。
◇なぜ検討が必要なの
大学は、地域が必要とする人材の育成、経済・文化の振興、賑(にぎ)わいの創出、若者の定住に大きな影響を与えるなど、地域にとって重要な財産です。
少子化の影響などで地方にある私立大学の運営が難しくなる中、これからのまちづくりを考える上で、大学をどのように残していくか、地域全体で考える必要があります。
◇美作大学の公立化に関する有識者検討会議
学識経験者、商工団体と教育関係の代表者9人で構成し、全5回の予定です。
これまで、6月21日と7月17日に開催しました。
今後の予定:
◇会議の内容を知りたい
会議は、傍聴することができます。
事前の申し込みが必要(先着順)です。
希望する人は、市ホームページの申込専用フォームまたは電話で申し込んでください。
会議の資料や議事録は、後日、市ホームページでも見ることができます。
問合せ:高等教育機関連携室
【電話】32-7001
問合せ:みらいビジョン戦略室
【電話】32-2027