- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県高梁市
- 広報紙名 : 広報たかはし 2025年2月号(244号)
「公聴」という言葉をご存じですか。初めて耳にするという人もいるのではないでしょうか。公聴とは「国・県・市町村など行政事務を行う機関が、広く住民の意見や要望を聞くこと」です。市では、皆さんから意見や要望を市政に反映させるため、さまざまな公聴事業を実施し、市民の皆さんが参加できる市政運営を展開しています。
今回は、市が実施している主な「公聴活動」についてお知らせします。
◆市政へのアイデア便
市民が市政運営などに関して直接意見を届ける手段として、市ウェブサイト内の入力フォームにて受け付けています。また、投書箱を本庁舎や各地域局、各地域市民センターへ設置しています。
◆市長と語ろう会
市長が市民の皆さんのところへ出向き、直接話し合うことによって、市民の皆さんと行政の相互理解を一層深め、市民参加のまちづくりを積極的に進めることを目的に実施しています。
◆陳情・要望
個人、団体、関係者などから、書面にて寄せられるご意見やご要望を「陳情書」、「要望書」として受け付けしています。
◆まちづくり懇談会
より良い行政サービスを行うため、直接、市長が各地域のまちづくり協議会に出向いて意見を伺う「まちづくり懇談会」を行っています。
◆パブリックコメント
政策などの策定途中で、事前にその計画の素案を公表し、それに対して意見、課題、問題点、情報などをもらい、提出された意見を考慮して政策などを決定しています。
◆市政アドバイザー
市政における重要課題について助言・提言を受け、本市の振興の発展を図るため、専門知識や技術、経験などを有する者で構成する、市政アドバイザー会議を開催しています。
◆今後の公聴について
これまでの公聴活動は、情報を提供する「お知らせ型広報」が中心でしたが、市民の皆さんからの関心を高め、まちづくりへの参画意識向上につながるためには、情報をキャッチボールする「対話型広報」へ転換する必要があります。
このため、市では今後職員一人ひとりの意識改革を進めていくとともに、広報活動と公聴活動は一つのサイクルと捉え双方向のコミュニケーションがとれるツールとして、活用の幅を広げ行政運営の一助となるようにしていきます。
皆さんからの建設的な意見をお待ちしています。
問合せ:秘書企画課
【電話】21-0210