子育て 子どもたちの「夢」を応援!
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- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県高梁市
- 広報紙名 : 広報たかはし 2025年8月号(250号)
市では、子どもたちが将来の夢や目標を持てるよう、さまざまな施策を行っています。
今月号では、子どもの「夢」を応援している事業を紹介します。
■夢への扉(ユメトビ)
~夢や目標に向かって本気で挑戦することの大切さを伝える~
夢への扉(ユメトビ)は、高梁市出身のオリンピアン齋藤(さいとう)愛美(あみ)さんが講師となり、自身のこれまでの歩みを伝え、子どもたちとともに将来の夢や目標を考えることを目的に授業を行います。今年度は、市内の小・中・義務教育学校の全校で予定、実施しています。
◇夢への扉(ユメトビ)カリキュラム
授業は、前半の「ゲームの時間」と後半の「トークの時間」で構成しています。
・ゲームの時間(35分)
子どもたちと協力してゲームに挑戦し、緊張をほぐしながらコミュニケーションを深めます。最後は、子どもたちの代表者と30~50mを全力ダッシュで勝負します。
・トークの時間(45分)
自身の夢曲線(人生の曲線)を描きながら、競技人生でさまざまな困難を乗り越えた経験を子どもたちに伝えます。
◇事業にかける思い(齋藤愛美さんより)
高梁市の子どもたちへ私の言葉で今までの競技経験を伝え、少しでも夢について考えるきっかけとなればとの思いからこの事業に取り組んでいます。
授業では、フェアプレー精神や助け合うことの重要性とともに、「夢をもつことの大切さ、意味、価値」「諦めずに粘り続ける姿勢」「自分自身と本気で向き合うこと」を重点的に伝えています。また、子どもたちとコミュニケーションを取りながら子どもたちの思いや気持ちを聞くことを意識しています。
今後も子どもたちが夢に対して本気で向き合う姿を全力でサポートしていきたいと思います。
問合せ:スポーツ振興課
【電話】21-0425
■おしごと体験 わくわくワーク
~子どもたちの仕事への興味・関心、将来について考えるきっかけを~
「わくわくワーク」は、子どもたちが市内のさまざまな企業や職場で実際の仕事を体験し、職業への興味、関心を深めたり、自分の将来について考えるきっかけをつくることを目的とした事業です。昨年度は、市内の事業者の協力を得て、7か所の職場で体験しました。子どもたちは、実際の仕事に触れ、働く人の想いや努力を肌で感じることで、「仕事への興味がわいた」「絶対この仕事がしたい!」などの感想が寄せられました。今年度も引き続き事業者の皆さまのご協力を得て、子どもたちの学びと成長を応援する「わくわくワーク」を実施しています。
◇昨年度実施事業
(1)薬剤師のおしごと体験「(株)メディケート提案」
(2)建築屋さんのおしごと体験「福滝建設(株)提案」
(3)建設現場のおしごと体験「(株)大本組提案」
(4)図書館のおしごと体験「高梁市図書館提案」
(5)観光案内所のおしごと体験「高梁市観光案内所提案」
(6)美容部員のおしごと体験「おしゃれのいとう提案」
(7)放送局のおしごと体験「(株)吉備ケーブルテレビ提案」
◇今年度も実施します!
令和7年度は8月17日(日)「薬剤師のおしごと体験」から実施します!このほか、バリスタのおしごと体験などたくさんの事業を実施予定です。また、協力いただける事業者も引き続き募集していますので、興味のある事業者の皆さんは、ぜひご参加ください!
問合せ:社会教育課
【電話】21-1514
■子どもの選択肢を広げられるような取り組みを
株式会社メディケート 代表取締役
堀(ほり)優太(ゆうた)さん
高梁に住む子どもたちに自分の仕事である薬剤師を見てもらいたいと思い、わくわくワークへ協力事業者として参加しました。昨年は定員以上の応募があり、多くの子どもたちが薬剤師の仕事に興味を持ってくれて、体験してもらえたことがとても嬉しかったです。また、参加してくれた子どもたちは、一つひとつの仕事に真剣に取り組む姿が印象的で、事業者である私たちにとっても大きな刺激となりました。
今の子どもたちは、自分の興味がある情報を手に入れることは得意ですが、情報を仕入れるだけでなく、実際「やってみる」ことがこれからの時代は大切になると思います。その機会を私たち大人が提供することで、子どもたちの可能性を広げるきっかけになるのではと考えています。
今年度も「わくわくワーク」の協力事業者として参加を予定しています。これからも多くの子どもたちに体験のきっかけづくりを行いたいと思います。