- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県赤磐市
- 広報紙名 : 広報あかいわ 令和7年4月号
◆「分電盤の点検に行きます」の電話から始まる勧誘に注意
全国の消費生活センターなどに寄せられる分電盤の点検商法に関する相談が急増しています。分電盤は、内部に屋内配線の安全確保などのためのブレーカーなどが内蔵されており、一般的に玄関や洗面所などに設置されています。分電盤の点検商法に関する相談は、前年度と比べて約25倍となっており、注意が必要です。
◇相談事例
契約している電力会社に委託されたという業者から「分電盤の点検をする」と電話があった。次の日、業者が訪問してきて、点検後に「分電盤が古いので漏電する可能性がある。危険なので交換した方がいい」と言われた。漏電したら困ると思い、約23万円で契約し、数日後に工事予定である。念のため、契約している電力会社に確認したところ「この業者は当社とは関係ない」と言われた。委託というのはうそであり、不審なので解約したい。
◇アドバイス
・電話などで点検を持ちかける業者には安易に点検させないようにしましょう。
・点検させたとしてもその場では契約せず、十分に比較・検討しましょう。
・クーリング・オフなどができる場合もあります。
・4年に1回の無料法定点検について日頃から確認しておきましょう。
・困ったときは、消費生活センターなどにご相談ください。
赤磐市消費生活センター【電話】955-4783(平日午前9時~午後4時)
消費者ホットライン【電話】188(土日祝もつながります)
問合せ:くらし安全課