くらし 町長室からこんにちは ーシリーズ62ー

■令和7年度予算について
寒い冬が終わり、あたたかい春が巡ってきました。動物たちも昆虫も植物も動き出し、今年は菜の花と桜が一度に見られるのではないかと楽しみです。春恒例の奈義町菜の花まつりが4月13日(日)に予定されており、今年もたくさんの人出で大いに盛り上がること楽しみにしています。
さて、菜の花まつりのイベント経費等も含めた今年度の奈義町の年間予算です。昨年、地区懇談会等で皆さんのご意見を聞かせていただきましたが、国の地方創生交付金や県の補助金等を積極的に取り込み暮らしに必要な予算編成をしています。特に、皆さんからの「草刈りが段々と大変になった」との声から、リモコン式の草刈りを低負担で各地区に配備してもらおうと予算確保しています。リモコン式草刈り機:@480万円×19台で8,550万円。他に新規事業として、戦後80周年慰霊祭費100万円。公共トイレのベビーシート整備100万円。子ども、高齢者、女性活躍に関する条例策定経費150万円。共同墓整備事業3,000万円。有機センター改修事業4,500万円。防災無線改修事業2億3,000万円などでありますが、生活を守りより暮らしやすくするための事業費を予定しています。
文化面では、奈義町での時間をより楽しむため森の芸術祭の3年ごとの開催を見据え、文化振興アドバイザーに森山未來(もりやまみらい)氏チームを招く事業450万円、森の遊び場整備事業3,000万円などを予定しています。また、継続事業としては、高齢者健康づくり支援金事業2,545万円、農地維持奨励事業1億542万円、学校給食費無償化事業4,600万円、そして道路新設改良事業5,970万円などを予定しております。
令和7年度予算も全ての町民皆さんが、安心して暮らせるための予算です。若い人が住んでみたい憧れのまちであり、町民皆さんが住んでよかったと実感できる町に向かって進む予算ですので、皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。