- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県奈義町
- 広報紙名 : 広報NAGI 2025年5月号(822号)
■声援あふれる、山の駅の再出発
今年の春は寒い日も多く、桜の開花が4月上旬となり長い間桜を楽しむことができました。小・中学校の入学、こども園の入園式も桜満開と天の恵みを受け、盛会に行うことができました。小学校40人、中学校63人、こども園53人の新入学児童生徒園児が新しい環境で緊張しながらも、頑張っています。
先月13日開幕となりました大阪関西万博はテーマを「いのち輝く未来社会のデザイン」として158か国からの出展に期間中の来場者2,820万人(一日15万~16万人)が最新デジタル技術を活用した並ばない展示を目指しています。天皇陛下は開会式で、「世界の人々が、自分自身だけでなく、周りの人々の『いのち』を尊重して持続可能な未来を共に創り上げていくことを希望します」と述べられ、あわせて「子どもたちが世界の国や地域、人々への理解を深め未来の社会について考えること」を願われ、持続可能なより良い社会づくりを子どもたちに託されました。
奈義町の山の駅も、今年度4月から持続可能な運営に向け再出発いたしました。山の駅のテーマは、従来からの「地元食材の紹介と提供」「観光の拠点」に加え「国際交流」を新たに加えました。役場行政が担わなければならない業務をもう一度確認し、テーマとしています。
山の駅からの景色と自然を楽しみ、奈義町の特産品を味わっていただく、そして町民皆さんの国際化に向け、世界の国や地域そして人々への理解を進める橋渡しになるよう4人の国際交流員の活動の場となることを考えています。
特に、山の駅で提供する料理について、町民皆さんからご意見を伺っていますが、厳しい意見とともに高評価や励ましのご意見も多数いただいています。提供する料理は、町の料理教室等でも活躍のフランスからの国際交流員ラファエル氏やベトナム出身の方、役場職員もスタッフとして取り組んでいます。ラファエル料理長のつくる「キッシュ」は最高と、新しい山の駅名物もできています。
皆さんで山の駅を「町の誇り」となるようご支援をよろしくお願いいたします。スタッフ一同、新たな環境で持続可能な山の駅に向け頑張っています。