くらし まちのわだい(3)

■[発足]アートの森整備事業の実現に向け、基本構想推進委員会が発足しました
町では、豊沢住宅跡地の約4.5haの町有地を”アート””自然””住まい”が融合するエリアとして整備事業を進めています。
令和7年5月には公募型プロポーザルを実施し、本事業のアドバイザーとして、合同会社FISHERMAN代表社員平子雄一(ひらこゆういち)氏(東京都)を選出しました。現在は、基本構想の策定に向けて事業を展開中です。その基本構想に多様な視点やご意見を反映し、より魅力的な内容とするため、「アートの森基本構想推進委員会」(委員13名)を設置しました。委員には、関係地区長をはじめ、隣接地の地権者や移住者、子育て世代など、幅広い立場の皆さんにご参加いただいています。
7月に開催された第1回委員会では、アドバイザーから事業の概要や現時点での構想案について説明があり、今後の進め方やスケジュールについて意見交換を行いました。
今後も適宜、事業進捗状況をお知らせしながらアートの森整備事業(仮称:もりのあそびば)の実現に向けて着実に取り組んでまいります。

問合せ:地域整備課
【電話】36-4115

■[取材]「ALTといっしょに英会話」が開催されました
高校生以上の奈義町内に在住する方、または奈義町内で勤務する方を対象に、英会話講座を開催しました。本講座は、町内勤務のALT(外国語指導助手)が講師となり、「おもてなし英会話」「学びなおし英会話」「トラベル英会話」の3つのテーマ別に構成されました。
レッスンでは、それぞれのテーマに合わせ、日常生活や観光案内、旅行で役立つ初心者向けの英会話を学ぶ内容となり、少人数制で行われました。多くの参加者が複数回受講するなど、継続して取り組む様子が見られました。徐々に英語でのレッスンに慣れる参加者の姿が印象的で、講師への質問やフリートークで盛り上がる場面もあり、楽しく学べる場となりました。
参加者からは、「とても楽しかった」「先生が明るく丁寧でわかりやすかった」「先生の笑顔から元気をもらえた」などの感想が寄せられました。レッスンを通して英会話力だけでなく、英語を使い積極的にコミュニケーションを取り、参加者同士や講師との交流を楽しんでいました。

問合せ:学事課
【電話】36-4195

■[8/2]令和7年度 奈義町戦没者追悼式について
文化センター大ホールにて、令和7年度 奈義町戦没者追悼式が執り行われました。当日は、ご来賓やご遺族をはじめ、110名の関係者らが参列し、厳かな雰囲気の中で戦争の犠牲者への哀悼の意を表しました。
式典では、参列者一同が黙とうを行い、戦火で命を落とした方々への祈りを捧げたあと、町長が「戦後世代が増えた今、私たちが心に刻むべきは、二度と戦争の悲劇を繰り返さないという固い決意であります。そして、平和な社会を未来ある子どもたちに残し、健やかに成長し夢を描けるような町が永続するように取り組むことが、私たちの責務であると考えております」と決意を述べました。
また、奈義町遺族会会長による追悼の言葉では、「記憶の薄れゆく今日にあって、教訓を伝えていく機会が失われつつある現在、子・孫へと継承していくことが大切であり、遺族の使命でもあります」との思いが語られました。
町では今後も、戦没者の方々のご遺徳を偲びつつ、平和で豊かな社会を築き、未来に継承する努力を続けてまいります。

問合せ:こども・長寿課
【電話】36-6700

■[取材]韓国経済紙からの取材
韓国の経済紙「マネートゥデイ」のキム記者から少子化対策の取り組みについて取材を受けました。
町長インタビューでは、少子化対策に取り組んできた経緯や、奈義町の子育て支援施策の特徴、成果について説明を行いました。
なぎチャイルドホームでは利用者の方から子育ての悩み相談や、苦労を分かり合える環境があることの重要性などについてインタビューされました。また、奈義しごとえんでは、子育て世代にとって希望の時間で働けることのありがたみなどについてインタビューされました。
キム記者は、韓国は日本に比べて地方分権が弱く、地方独自の取り組みを実施しにくいことも課題であると考えており、奈義町の取り組みも参考に問題提起をしたいとのことでした。

問合せ:情報企画課
【電話】36-4126