- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県庄原市
- 広報紙名 : 広報しょうばら 2025年1月号(No.238)
市内のイベントやまちの話題をお届けします。
No.1 比婆牛がグランプリを獲得
■比婆牛ブランド共創プロジェクト採択者発表会・11/29
広島県主催の比婆牛ブランド共創プロジェクトで、総領町の飲食店「avenir town MIRAINO-MACHI(アヴェニール タウン ミライノマチ)」の水橋聴(みずはしさとし)シェフが開発した「比婆牛たっぷりビーフカレーandビーフシチュー」が、見事グランプリを獲得しました。
比婆牛ブランド共創プロジェクトは、比婆牛の魅力を生かした加工商品の開発を目的とした取り組みで、同プロジェクトに参加した飲食店や料理人が、比婆牛のさまざまな部位を使用したアイデア料理を開発しました。
採択者発表会では、広島県農林水産局農林水産ブランド戦略担当の池田志伸(いけだしのぶ)部長から水橋シェフに記念パネルが授与されました。
水橋シェフは「このような賞を獲ることができて嬉しい。お土産品として、手軽に比婆牛を味わってほしい」と笑顔で話しました。
No.2 心もおなかも満たされる
■ヒバゴン食堂×西城中学校・11/30
西城自治振興センターで庄原市社会福祉協議会西城地域センターが主催する地域食堂「ヒバゴン食堂」が開催されました。
この取り組みは、子どもの食育や高齢者の孤食防止につなげることを目的に令和5年8月から開催されています。7回目の開催となる今回は、西城中3年生がメニューを考案し、学校菜園で収穫した野菜や授業で仕込んだ手作りみそ、地元農家の育てた米や野菜、果物を使用しました。
当日は、西城中学校の生徒も手伝いに駆け付け、生徒の作った手作り看板やのぼり旗、顔はめパネルが来場者を迎えました。食事をした来場者は「おいしくて楽しい時間を過ごせた」と話しました。
No.3 庄原で海の生き物発見!?
■化石発掘体験講座・11/9
比和自然科学博物館主催で化石発掘体験講座が開催され、市内外から45人が参加しました。
参加者は、午前中に市内の発掘現場でハンマーやタガネを使い、1,600万年前から1,500万年前の地層“備北層群”の岩石から化石を発掘しました。午後からは比和自然科学博物館に移動し、化石に付いた余分な岩石などを丁寧に落とす仕上げを行いました。
今回は、サメの歯、ホタテ、ツノガイ、ウニ、植物など、多くの種類の化石が発掘され、講師も驚くと共に、化石発見の度に参加者から歓声が上がりました。
参加した小学生は、「サメの歯がたくさん発掘されて、びっくりした。発掘された化石から、大昔の庄原は海だったことがよく分かった」と話しました。
No.4 東城駅舎で地域貢献
■東城高校生徒によるボランティア清掃・10/24
芸備線東城駅で東城高校生徒によるボランティア清掃が行われました。
これは、東城高校が平成16年からボランティア活動の一環で取り組んでいるもので、東城駅とその周辺の清掃活動を夏と秋の年2回実施しています。平成23年からは、『東城応援隊』として、更に幅広く、地元東城に貢献するさまざまな活動を行っています。
今回初めて、清掃活動に参加した1年生の生徒は「駅舎の中を隅々までほうきで掃くのは大変だったが、とてもきれいになった。掃除を行っている間、駅の方や利用者の方に感謝の声をかけて頂き、達成感を感じた」と話しました。
No.5 いい色に塗装
■いいいろ塗装の日・11/15
語呂合わせから「いいいろ塗装の日」とされている11月16日に合わせて、日本塗装工業会広島県支部北部地区の会員4人が、庄原まちなか交流施設紅梅通り三軒茶屋の外装塗装を行いました。
この活動は、同地区に加入している市内の塗装業者が、市の公共施設などの塗装作業をボランティアで行っているもので、本年は、紅梅通り三軒茶屋の外装を従前と同じ黒色のペンキで一日かけて塗り直しが行われました。
地区担当の久保崇俊(くぼたかとし)さんは「三軒茶屋ではさまざまなイベントが行われているので、気持ちよく利用してもらいたい」と話しました。
No.6 女性活躍社会の実現を目指す
■ヒューマンフェスティバル2024・12/1
里山総領体育館で、ヒューマンフェスティバル2024が開催され、多くの来場がありました。
これは、人権や地域のことを考える機会となることを目的に、12月10日の世界人権デーおよび12月4日からの人権週間に合わせて毎年開催されているイベントです。
当日は、総領小児童の太鼓の演奏、総領中生徒による地域研究発表があり、続いて三次市立八次小の伊藤綾香(いとうあやか)先生による「女性が活躍する社会~地域活動を通じて~」と題した講演が行われました。
伊藤先生は「女性活躍社会実現のためには、自分が積極的に関わることが大切」と話し、来場者も熱心に聞き入っていました。
No.7 芸能祭は大盛況!
■くちわ文化祭「芸能祭」・11/24
口和自治振興センターで、地域の伝統と文化を守り続けることを目的とするくちわ文化祭「芸能祭」が開催されました。
今回で第46回を数える「芸能祭」には、地元の芸能サークル13団体が出演し、ギター弾き語り、大正琴、フラメンコ、フラダンス、コーラス、和太鼓、日本舞踊、ピアノ演奏、バンド演奏、神楽など、多岐にわたるパフォーマンスが披露されました。また、最後に行われた神楽演者による「餅まき」は大いに盛り上がり、会場いっぱいに笑顔があふれました。
パフォーマンスを見た来場者は「今回は、初参加の人や若者の参加が増えた団体もあり、各団体の新しいエネルギーを感じる場面が多くあった」と話しました。
問合せ:行政管理課広報統計係
【電話】0824-73-1159【FAX】0824-72-3322