イベント 市政トピックスーSHISEI Topics(1)ー

■[生涯学習課]誰もが一緒に楽しめるスポーツを体験
インクルーシブ・スポーツ・フェスタ広島 in Shobara
11月16日~17日の2日間、インクルーシブ・スポーツ・フェスタ広島が、福山市をメイン会場として県内5市町で開催されました。
このイベントは、障害の有無を問わず、誰でもさまざまなパラスポーツを体験できる参加型イベントで、本市では11月17日に、庄原市北公園でボッチャとモルックの体験会を開催し、30人が参加しました。
ボッチャは、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、自分のチームのボールを投げたり転がしたりして、いかに近づけるかを競う競技、モルックは、円柱状の棒(モルック)を数字のついた木製のピン(スキットル)に投げ、倒れたピンの点数を先に50点ピッタリにすることを競う競技で、子どもから高齢者まで、誰でも楽しめるスポーツです。
参加した人は「非常に楽しくて来てよかった。良い体験ができた」「外でするモルックは初めて。広い空間でのびのびできて良かった」と話しました。

■[市民生活課]男性学の視点から見る男女共同参画
庄原市男女共同参画セミナー(第2回人権啓発セミナー)
11月7日、庄原自治振興センターで庄原市男女共同参画セミナー(第2回人権啓発セミナー)を開催しました。
講師に、男性学の研究で知られる京都大学・大阪大学名誉教授の伊藤公雄(いとうきみお)さんをお迎えし「男だって生きづらい~男性学の視点から、男女共同参画を考える~」と題して講演を行いました。
セミナーでは、世界と日本のジェンダー平等への歩みや、男性らしさ・女性らしさの概念が性差別の基盤であるとともに男性に負荷をかけていること、男性のケア力(自他の生命・身体・気持ちへの配慮)の向上や、お互いにケアへの感謝が大切であることなどの話があり、男女共同参画社会の実現に向けて、考える機会となりました。
来場者は「今まで考えたことがなかった視点での男女共同参画の内容で、興味深く聞いた」「男性がしんどくて攻撃的になる要因がわかった気がする」との感想があり、男女が共により暮らしやすくなる社会について考える機会となりました。

■[高齢者福祉課]自身の体験から学んだ認知症を説く
令和6年度庄原市在宅医療・介護についての市民研修会
11月30日、庄原市民会館で庄原市在宅医療・介護についての市民研修会を開催し、約530人が参加しました。
第一部は映画「ぼけますから、よろしくお願いします。 ~おかえり お母さん~」の上映、第二部は、同映画の監督の信友直子(のぶともなおこ)さんが、「認知症の母が命懸けで教えてくれたこと」と題し講演を行いました。
講師の信友さんは、映画の内容やエピソードを交えながら「人生の先輩に『介護は、親が命懸けでしてくれる最後の子育て』と教えてもらい、父と母の絆の深さ、老いてゆく豊かさを見せてもらった」「延命治療をするかどうか、母が元気なとき『もしもの時にどうしたい?』と聞いておけばよかった」と自身の体験を話しました。
参加者は「支え合うこと、感謝することを大切に生きていきたい」「本人の気持ち、どうしてほしいかを家族でしっかり聞き取り、家族の思いや願いも伝えたい」と話しました。

■[教育指導課]みんなで奏でるハーモニー
第7回庄原市中学校合唱コンクール
11月13日、市内全7中学校が一堂に会する合唱コンクールを庄原市民会館で開催し、各学校が課題曲「大切なもの」と自由曲の2曲を披露しました。
各学校の生徒は、この日のために練習を積み重ね当日に臨みました。心を一つにして歌おうとする姿に、各学校の発表が終わると会場からは大きな拍手が起こりました。
生徒は「他の学校との交流も少ない中、合唱コンクールを開き、最後に全体で歌えたのが庄原の心を一つにできた瞬間だったと思う。他の学校の歌声も聞けて良かったし、自分たちも楽しむことができた」と話し、自分たちの当日までの取り組みを振り返るとともに、お互いの合唱を称え合いました。
来場者からは「中学生が仲間と共に心を合わせて歌う姿に引き込まれた。学校の規模は大小いろいろだけれど、どの学校もそれぞれの良さがあって聴きごたえがあった」と話し、生徒の一生懸命な姿に感動する内容の声が多く寄せられました。
中学生の合唱後には、地元コーラスグループ東城コールエコーが美しい歌声を響かせ、コンクールに華を添えました。
閉会式では、生徒と来場者全員で課題曲を合唱し、コンクールの幕を閉じました。
なお、参加した3年生は、5年後の「二十歳を祝う会」で、再び心を一つにして課題曲を合唱する予定です。