- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県庄原市
- 広報紙名 : 広報しょうばら 2025年4月号(No.241)
■[教育総務課]思い出あふれる学び舎に感謝
粟田小学校と峰田小学校で閉校式
3月15日に粟田小学校で、16日には峰田小学校で、それぞれ閉校式が行われ、在校生や保護者、多くの地域の皆さんが出席し、思い出多い学校との別れを惜しみました。
閉校式では、木山耕三(きやまこうぞう)市長が「新しい学校で、豊かな交流関係を育み、夢や目標の実現に向かって大きく飛躍されることを期待しています」と式辞を述べました。
また、各小学校長は、閉校あいさつの中で、これまでの保護者や地域の皆さんからの支援と協力に対する感謝の思いを伝えました。
両校とも、閉校式終了後には、実行委員会による閉校記念行事が開催され、多くの参加者が思い出を語り合いました。
4月から、子どもたちは統合先の学校で、新たな学校生活をスタートします。市教育委員会は、子どもたちが新しい友だちとともに明るく楽しく学び、お互いを高めあうことができるよう、学校と連携し取り組んでいきます。
■[保健医療課]この地域でず~っと暮らしたい
市民公開講座
庄原市の地域医療を考える会が主催する「市民公開講座」を2月15日、庄原市民会館で開催し、市民210人が参加しました。
今回は「糖尿病」をテーマに講演を行い、最初は市保健医療課から市の糖尿病対策の現状と取り組みについて説明しました。
その後、庄原赤十字病院の米田真康(よねだまさやす)医師が「適正な食事と運動で健やかな人生を~糖尿病とサルコペニア、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について~」と題し、食事・運動と血糖値の関係、糖尿病と筋肉量低下・骨折リスク増加の関係など、分かりやすく解説しました。
米田医師は「食事や運動は、何を(内容)、どのくらい(量)だけでなく、いつ(時間)するかも大切」と話し、参加者は真剣に耳を傾けていました。
参加者は「さっそく今晩の食事から気をつけてみる」「日光浴や運動をしてみたい」と話しました。
■[市民生活課]命の大切さを学ぶ
人権啓発セミナー
2月25日、庄原市ふれあいセンターで人権啓発セミナー(第5回)を開催し、37人が参加しました。
講師に、いのちの講演家である岩崎順子(いわさきじゅんこ)さんを招き、「いのちからいのちへ~生かされていたことに気づいた日々~」と題して、ご講演いただきました。
岩崎さんは、大切な家族を看病し、看取ったときの経験を踏まえ「自分が辛いときには自身の感情と向き合うこと」「大切な人が辛そうなとき、原因を聞いたり励ましたりするのではなく、心の痛みを知って寄り添うこと」など、優しい語り口で参加者を引き込みました。
またセミナーの終盤には、目を閉じて音楽を聴く時間が設けられ、参加者は「人は、ひとりでは生きていけない。自分で生きているのではなく、生かされている」という岩崎さんのメッセージに思いを巡らせていました。
参加者は「命の尊さを改めて感じ、家族と大切に生きたい」と話しました。
■[口和支所]美しい音色に包まれる
ヴァイオリン・ピアノコンサート
3月2日、口和郷土資料館で、児玉杏実(こだまあみ)さん、児玉麻由(こだまあゆ)さん、福永真実(ふくながまみ)さんの演奏による「ヴァイオリン・ピアノコンサート」を開催し、54人が参加しました。
今回は、大勢の観客のもと、クラシックから歌謡曲、唱歌まで幅広いジャンルの演奏が披露されました。
当日は、美しい音色の演奏と3人の機知に富んだトークに加え、来場者全員で「ふるさと」を合唱し、会場が一体となって楽しい時間を過ごしました。
観客は「3人の素晴らしい演奏が心に響いて心地良かった。雨音とストーブの音が演奏に混じり、古風なガラス戸は音に震えて、会場の個性が大変良い影響を与えていた。次回もまた参加したい」と話しました。
■[企画課]ワークショップで描く庄原の未来
第3期庄原市長期総合計画の策定に係る市民ワークショップ
令和6・7年度で策定し、令和8年度から新たにスタートする「第3期庄原市長期総合計画」について、市の将来像や、まちづくりなどの意見交換を行う「第1回市民ワークショップ」を3月22日、庄原自治振興センターで開催し、総勢42人が参加しました。
和気あいあいとした雰囲気の中、将来の本市の姿などについて意見を交わし合い、参加者は「初めてまちづくりのワークショップに参加した」「さまざまな立場の人と意見交換できて良かった」と話しました。
今後開催する第2回・第3回のワークショップについても、ホームページなどで情報発信していきます。
■[生涯学習課]バスケットボールのテクニックを学ぶ
庄原市レベルアップスポーツ教室 バスケットボール教室
3月1日、市総合体育館で、令和6年度レベルアップスポーツ教室バスケットボール教室を開催し、小学生から中学生まで55人が参加しました。
講師に広島ドラゴンフライズのスクールコーチの皆さんを迎え、シュートの基本から試合でも使えるテクニックまで、バスケットボールの技術を楽しく学びました。
参加者は、コーチの皆さんの丁寧な指導や、迫力あるプレーを真近で見ながら、熱心に練習に励んでいました。
参加者は「シュートの基本フォームを教えてもらい、自分のシュートフォームを改善することができた」「コミュニケーションをとりながら楽しくできた」と喜んでいました。
■[生涯学習課]卓球スキルが上達
庄原市レベルアップスポーツ教室 卓球教室
3月2日、市総合体育館で、令和6年度レベルアップスポーツ教室卓球教室を開催し、小学生から中学生まで22人が参加しました。
講師に近畿大学附属広島高等学校福山校卓球部の監督福場亮博(ふくばあきひろ)さんと部員16人、同校OBで日本卓球協会公認コーチの飯田健吾(いいだけんご)さんを迎え、ラケットの持ち方や打つ角度、サーブやスマッシュなど卓球のいろいろな打ち方を参加者全員がしっかりと学ぶことができました。
参加者は「サーブがうまくできてうれしかった。講師の皆さんに教えていただき上達できた」「始めは卓球台が広すぎてネットを越えなかったけれど、最後は越えるようになった」と話し、汗をぬぐっていました。
■[危機管理課]児童の交通事故防止のために
庄原地区交通安全協会が交通安全啓発品を寄附
庄原地区交通安全協会が、交通安全啓発品を市へ寄贈しました。新入児童にはランドセルカバーが、新2年生には反射キーホルダーが寄贈され、3月12日に受納式を行いました。
当日は同協会の佐々木満(ささきみつる)会長と矢吹昭善(やぶきあきよし)副会長、信野実(しなのみのる)事務局長が出席し、協会を代表して佐々木会長から大原直樹(おおはらまさき)副市長へ目録が手渡されました。
大原副市長は「毎年いただいている啓発品は、児童の交通安全意識の高揚と事故防止に大いに役立っており、早速、市内小学校へ配布させていただきたい」と感謝の意を表しました。