くらし 【特集】あなたのそばにシアエール(1)

地域の人や趣味の仲間と、学び合える、支え合える、感謝し合える関係が「し合える」=「シアエール」。自分の長所を発揮できる居場所があり、困ったときに「助けて」と言える。生きがいを感じながら自分らしく地域で安心して暮らすためのシアエールです。緩やかなつながりをつくってみませんか。

■アズマ家と一緒に知ろう!
東広島市に移住して10年の「アズマ家」。子どもの小学校入学を機に、地域の支え合いを実感。地域のためにできることを考え始めています。

・シアエールって何? どうして必要なの?
・人と社会が緩やかにつながる「し合える関係」をつくることよ 自助・共助・公助のバランスが変わったから必要なの

(自助)
本人や家族でできることはする。周りに助けを求めることも大切。
(共助)
相互に支え合うこと。社協やNPO、ボランティア活動も含む。
(公助)
国や自治体などが提供する公的な福祉サービスのこと。

戦後:国全体が貧しく、家族や地域で助け合って生きていた時代。三世代世帯が多く、労働や子育ても家族や地域で協力し合っていました。

高度経済成長期:社会保障が整い始め、地域と助け合う機会が減少。都市化や核家族化が進み、地域とのつながりが少なくなりました。

現代:一人暮らしが増え、ひきこもり、自殺、虐待の増加などが問題に。地域や人とのつながりの重要性が再認識されています。

▽市民アンケート調査では
支え合い・助け合いが必要だと思っている人…76.2%
手助けができると思っている人…71.5%
=東広島市民はつながりを求める人が多い!

▽目指す姿は
気軽に「助けて」と言い合えることができる社会。誰もが学び合い、支え合い、感謝し合える関係を築き、幸せを実感できるまちに!

※詳細は本紙をご覧ください。

・社会が変わったからこそつながりを意識した地域づくりが必要なんだね
・でも何から始めたらいいのかな…

▽つながりづくりのステップ

・さまざまなステップがあるのよ できることから無理なくね

■あなたにぴったりなシアエール

問合せ:地域共生推進課
【電話】082-493-5621