くらし まちのわだい

■未来へつなぐ 東広島郷土史研究会
地域の歴史を掘り起こし、次世代へつなぐ活動をしている東広島郷土史研究会は、令和6年7月に創立50周年を迎えました。関心のある分野に分かれて活動するグループ研究会では、現地に赴いて学びを深める取り組みにも力を入れています。
雪が舞う1月中旬、高屋町高屋東地区を散策する「昔の道探訪会」にはメンバー10人が参加しました。目指すは岩谷観音堂。傾斜の急な坂道が続きますが、道中で遭遇する地域の史跡や珍しい植物との出合いに心が躍ります。事務局長の國松さんは「何年経っても新しい発見の繰り返し」と魅力を語ります。
郷土史研究会は福富・豊栄・河内・黒瀬・安芸津の各町にそれぞれあり、「東広島市郷土史研究会連絡協議会(市史協)」として年4回、情報交換などを通じた交流を行っています。
東広島郷土史研究会会長の赤木さんは「故郷のことを知ることは、歴史を通じて今の自分を知るということ。この地の歴史や文化財を未来へとつないでいく存在でありたい」と語ってくれました。

3月のイベント「東広島市の石造物を巡る会-安芸津町三津の石造物・建造物を巡る-」については13ページをご確認ください♪

問合せ:広報戦略監
【電話】082-420-0919