くらし 来て、見て、知って。図書館へ。としょもっと!

■自分を守る力を育てるために初めの一歩を優しく伝える子どもの人権

◇ごまかさない、初めての性教育
『やさしくわかる性のえほん すきってどんなきもち?いやっていえるかな?』
田代 美江子/監修
せべ まさゆき/絵
WILLこども知育研究所/編著
金の星社/刊
「すき」「うれしい」「かなしい」など、いろんな気持ちを持つことやそれらを人に伝えることの大切さを知り、人と関わりを深めることを学べます。

◇思い込みから自由になろう
『「女の子だから」のない世界へ おしえてジェンダー!』
プラン・インターナショナル・ジャパン/編
合同出版/刊
男女の性別に関係なく、自分らしく生きていくために。女の子が身近に直面する問題や、性差を失くすために社会が取り組んでいることなどが解説されています。

◇優しいイラストで権利を学ぼう
『ようこそ こどものけんりのほん』
えがしら みちこ/絵
子どもの権利・きもちプロジェクト/文
白泉社/刊
国連で1989年に採択された「子どもの権利条約」を基に、世界中の全ての子どもが持つ「人間らしく生きる権利」について、親子で学べる絵本。

◇命がけで訴えた大切なメッセージ
『マララとイクバル パキスタンのゆうかんな子どもたち』
ジャネット・ウィンター/さく
道傳 愛子/やく
岩崎書店/刊
女の子が学ぶ権利を訴え続けたマララ。働かされる子どもたちのために声を上げ、銃弾に倒れたイクバル。勇敢な2人の子どもたちの物語。

◇笑い、泣きながら、社会問題を考える
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
ブレイディ みかこ/著
新潮社/刊
アイルランド人の父と日本人の母の間に生まれ、中学生になった「ぼく」。人種も経済状況もさまざまな人たちに囲まれ成長する姿が、母親の目から軽やかに描かれます。

■図書館からのお知らせ
・年末年始休館のお知らせ
12月28日(土)~1月3日(金)は市内全ての図書館を休館します。

■今月の本棚
図書館のスタッフがおすすめの本を紹介します

◇気持ちにゆとりを持って暮らすために
『暮らしを見直す10分間』
おふみ/著
大和書房/刊
暮らしの年数を重ねただけ、物や習慣はどんどん増えていきます。そこで、今までため込んだ物や必要ない習慣を減らすためのポイントを、イラスト付きで分かりやすく説明しています。もっと楽な暮らしを目指して、忙しい日々の中でもできる「生活を見直す習慣」を実践してみませんか?
(中央図書館 蒲原)

◇前代未聞の実家じまい本
『私の実家が売れません!』
高殿 円/著
高橋 正典/監修
エクスナレッジ/刊
祖父と叔父が亡くなってから長年放置されていた築75年の実家。売却しようと一念発起したが予想外のできごとに直面。売れない物件、足の踏み場もないほどの大量の遺品。次々と起こる問題をどう乗り越え、実家じまいに立ち向かったのか?不動産の専門家による解説付きで、実用書としても役立つ一冊です。
(中央図書館 政森)

◇「ありがとう」が自信と幸福感に
『どうせボクなんて。』
井ばら たかよし/文・絵
文芸社/刊
たかちゃんの部屋のカレンダーに付いているマル印。「明日ボク、いなくなるんだ」そう決意した10歳のたかちゃんは、道で倒れたおばあさん、赤ちゃんとそのお母さん、いろいろな人に出会います。みんなから「ありがとう」の言葉をもらったたかちゃんは…。安芸高田市出身の作者による、優しさを思い出させてくれる絵本です。
(中央図書館 本岡)

◇不思議な読書体験を味わおう
『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』
かまど、みくのしん/著
大和書房/刊
一度も読書をしたことがない人が本を読んだら一体どうなるのか?という疑問から、32歳の男性が人生初の読書に挑戦します。『走れメロス』『一房の葡萄(ぶどう)』など、教科書に載っている名作文学を笑いあり涙ありの独特な感性で読み進め、一緒に物語を味わうことで新しい読書の楽しみ方を教えてくれます。
(八千代図書館 宮本)

■新着図書情報
新刊情報のごく一部です。その他の新刊情報は館内検索機・ホームページからご覧いただけます。

・[旅行ガイド]『地球の歩き方 広島 2025〜26』地球の歩き方編集室/編集
・[相続]『あるある!田舎相続』澤井 修司/著
・[ライフスタイル]『92歳、毎日楽しく老いてます』樋口 恵子/著
・[科学実験]『3歳から親子でできる!おうち実験andあそび』いわママ/著
・[健康法]『血液と体の「あぶら」を落とすスープ』五藤 良将/著
・[事故予防]『ペンギン先生の大切なわが子を守る授業』山中 龍宏/著
・[料理]『JA全農広報部さんと考えた毎日おいしい野菜の作りおき』JA全農広報部/監修
・[野球]『大谷翔平 世界を目指すみんなの教科書』
・[小説]『地面師たち ファイナル・ベッツ』新庄 耕/著
・[小説]『わたしの知る花』町田 そのこ/著
・[小説]『バリ山行』松永K三蔵/著(芥川賞受賞作)
・[小説]『籠の中のふたり』薬丸 岳/著
・[エッセー]『転がる珠玉のように』ブレイディみかこ/著
・[学習読物]『動物最強王図鑑PFP』實吉 達郎/監修
・[学習読物]『すごいトイレのはなし 1万以上の便器をみがきつづけて。』佐藤 満春/著
・[児童読物]『5万年後に意外な結末 プロメテウスの紅蓮の炎』桃戸 ハル/編著
・[児童読物]『うどんねこ つるむちっ!コシのひみつ』スケラッコ/さく・え
・[絵本]『なでなでにっこり!』新井 洋行/作
・[絵本]『ことばえらびえほん ふわふわとちくちく』齋藤 孝/監修・川原 瑞丸/絵

■安芸高田市立図書館
開館時間:
[中央・甲田・向原]平日/10:00~18:00、土日/9:00~17:00
[八千代・美土里・高宮]平日/11:00~17:30、土日/10:00~16:30
休館日:月曜・祝日・祝日が月曜に重なる場合はその翌日

◇閲覧のみできる時間帯
八千代:13:00~14:00
美土里:平日/11:45~12:45、土日/13:00~14:00

◇閲覧・貸出・返却のみできる時間帯
高宮・甲田・向原:13:00~14:00

問合せ:
中央図書館【電話・お太助フォン】42-2421
八千代図書館【電話】52-7090・お太助フォン22-1001
美土里図書館【電話】59-2120・お太助フォン23-1001
高宮図書館【電話】57-1803・お太助フォン24-1001
甲田図書館【電話】45-4311・お太助フォン25-1001
向原図書館【電話】46-3121・お太助フォン26-1001