- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県安芸高田市
- 広報紙名 : 広報あきたかた 令和6年12月号
■命を守る!住宅用火災警報器の設置と作動確認を
家庭内での火災による煙の発生をいち早くキャッチし、知らせてくれる住宅用火災警報器。市内の設置率は上がっているものの、作動確認をしていないというケースが多くあります。大切な命や財産を守るために、住宅用火災警報器について正しい知識を身に付けてください。
住宅用火災警報器の設置状況について、市民モニターを実施しました。
皆さんのご意見にお答えします。
◆作動確認していないので、実際に鳴るか分からない。
いざというときにきちんと機能するよう、日ごろから作動確認をしてください。
○作動確認の仕方
・正常な場合の鳴り方
ピーピーピー火事です(※)
※この警報音は例です
ボタンを押しても(ひもを引いても)作動しないときは、「電池切れ」か「機器が故障している」可能性があります。
⇒電池がきちんとセットされているか確認ください。それでも鳴らない場合は、「電池切れ」か「機器本体の故障」ですので、速やかに電池や機器本体を交換してください。
(出典)一般社団法人日本火災報知機工業会
◆条例で義務付けられているのは知っているが、市の調査があるわけでもないので、未設置です。設置率100%を目指すためには、もっと強い啓発が必要なのでは。
⇒市民モニターの結果、設置率は80.7%でした(全部設置+一部設置)。全ての家庭に設置されるよう、今一度、広報活動に力を入れていきます。
◆台所や土間、廊下には設置しているが、火災発生の可能性の低い寝室には設置していない。
⇒住宅火災の死亡は逃げ遅れが最も多く、死者数は就寝時間帯が最多。必ず、寝室に設置してください。
○設置が義務付けられている場所
・寝室
・寝室が2階にある場合は階段の上部
※詳しくは本紙をご確認ください。
◆オール電化なので台所は少し安心している。
⇒オール電化でも、IHコンロから火災が発生する場合があります。フライパンの油が燃えるなど調理方法による問題や漏電などです。
◆なかなか全部屋に設置することが難しい…。
⇒基本的には、寝室と寝室がある階の階段上部に設置する必要があります。
◆火災には特に気を付けているつもりだ。
⇒冬は暖房器具を使う機会が多く、空気も乾燥しているため、火災が発生しやすい季節です。引き続き注意してください。
問合せ:安芸高田市消防本部・安芸高田消防署
【電話】42-0119・お太助フォン42-3952【FAX】47-1191