- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県安芸高田市
- 広報紙名 : 広報あきたかた 令和7年4月号
■感動・教養・趣味の世界 人生を彩る音楽
◇教養として知っておきたい
『面白いほどわかる!クラシック入門』
松本 大輔/著
青弓社/刊
著者が「どのようにクラシックに夢中になったのか」を追体験していくような本書。交響曲の歴史も描かれていて、紹介されている曲を聴きたくなります。
◇食を通して音楽家の人生をたどる
『バッハ、ベートーヴェン、ブラームス…11人のクラシック作曲家ゆかりのレシピとエピソード 音楽家の食卓』
野田 浩資/著
誠文堂新光社/刊
若きバッハを救ったニシン、魚ばかり食べる偏食のショパン…。著名な音楽家の人生とその時代背景を、料理にまつわるエピソードとともに紹介。
◇新たな趣味になるかも!?レッツトライ!
『ゼロから始められるピアノ入門書はじめてのたのしいピアノの弾き方』
自由現代社編集部/編著
自由現代社/刊
ピアノを弾く上での基本のレッスンが順を追って分かりやすく解説されています。ピアノを始めたい方の入門書としておすすめ。
『歌うための声の出し方と楽しさをこの1冊で!ボイトレの教科書』
藤嶋 拓未/著
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス/刊
声が出る仕組み、呼吸法、実際に歌うときの技術などの基礎知識をオールカラーの大きな紙面で分かりやすく解説。
◇音楽を愛する少女の成長ストーリー
『紙のピアノ』
新藤 冬樹/著
双葉社/刊
幼少期、いじめから救ってくれたピアノ教師との出会いから、プロのピアニストを目指しコンクールに挑む主人公とライバルたちの奮闘を描いた物語。
『第二音楽室』
佐藤 多佳子/著
文藝春秋/刊
小中高の学校を舞台に、「音楽」と向き合いながら葛藤し、成長する生徒たちの姿を、やわらかで静ひつなタッチでつづる青春小説。
■今月の本棚
図書館のスタッフがおすすめの本を紹介します
◇救助船で活動する日本人助産師の手記
『船上の助産師』
小島 毬奈/著
ほんの木/刊
苦境にある人々が命懸けで陸を越え海を渡る。運よく渡れたとしても、理不尽な差別が待っている。著者は助産師ですが、海外の救助船で数百人分の食事の準備や船のさび取りなど、早朝から深夜まで仕事をこなしています。さらに支援活動は政治に翻弄(ほんろう)され…。それでも自らが信じる人道支援を続け、現実を伝えます。
(高宮図書館 猪掛)
◇新感覚!ハードル低めの日本文化講座
『日本文化POP and ROCK』
セバスチャン高木と和樂web編集部/著
笠間書院/刊
浮世絵、歌舞伎、俳句、茶の湯、源氏物語など、伝統ある日本文化の数々はちょっとハードルが高く感じてしまいがち。でもそれってもったいない!「日本文化の魅力をみんなにもっと気楽に語ってほしい!」という意気込みのもと、初心者にも親しみやすい切り口で、楽しく分かりやすく解説されています。
(中央図書館 本岡)
■へぇ〜がいっぱい!図書館のトリビア
[Vol.7]本の力を未来へつなぐ「子ども司書」
読書活動を進めるリーダー「子ども司書」の認証式が、2月22日(土)に広島県民文化センターで開催されました。安芸高田市で認定された児童は21人。昨年8月から、中央図書館での実習、本のPOP作りや読み聞かせの演習などを経験し、本の魅力を伝える力を磨いてきました。認証式では、一人一人に認定証が授与され、「子ども司書」としての第一歩を踏み出しました。さらに、「おもしろがるとせかいがひろがる」というテーマの講演・ワークショップや、交流会でのPOP交換も行われ、読書の楽しさを共有するひとときとなりました。これから、子ども司書たちが本の力を届けるリーダーとして活躍してくれることを願っています。
■新着図書情報
新刊情報のごく一部です。その他の新刊情報は館内検索機・ホームページからご覧いただけます。
・[ブックガイド]『来たよ!なつかしい一冊』池澤 夏樹/編
・[人生訓]『40歳からの「仕事の壁」を越える勝間式思考』勝間 和代/著
・[人物伝]『眠れないほどおもしろい蔦屋重三郎』板野 博行/著
・[相続]『今から考える実家じまい・墓じまい』弘中 純一/監修
・[子育て]『子どもの偏食Q and A』大山 牧子/著
・[健康]『ゆるめて、温める。幸せなからだ』鈴木 七重/著
・[住まい]『60歳からの暮らしがラクになる住まいの作り方』田中 ナオミ/著
・[料理]『働きながら家族のごはんを作るために』藤井 恵/著
・[コミックエッセー]『壊れる前に旅に出た』菊池 真理子/著
・[音楽]『音楽隊に「敬礼っ!!」元隊長が語る自衛隊音楽隊の真骨頂』樋口 孝博/著
・[小説]『人生を変えたコント』せいや/著
・[小説]『盗っ人から盗む盗っ人 1巻』藤 水名子/著
・[小説]『サーペントの凱旋(となりのナースエイド)』知念 実希人/著
・[エッセー]『台所で考えた』若竹 千佐子/著
・[学習読物]『ヒャクジュウガッタイ!!!最強生物合体バトル』よるどん/著
・[児童読物]『おばあちゃんのあかね色』楠 章子/作
・[絵本]『おはしをじょうずにもてるかな』深見 春夫/さく・え
・[絵本]『トランポリンがありました』楓 真知子/作
・[絵本]『おいしいおすしずかん おすしってどうやってできるの?』ながさき一生/監修 七條 初江/絵
■安芸高田市立図書館
開館時間:
[中央・甲田・向原]平日/10:00~18:00、土日/9:00~17:00
[八千代・美土里・高宮]平日/11:00~17:30、土日/10:00~16:30
休館日:月曜・祝日・祝日が月曜に重なる場合はその翌日
◇閲覧のみできる時間帯
八千代:13:00~14:00
美土里:平日/11:45~12:45、土日/13:00~14:00
◇閲覧・貸出・返却のみできる時間帯
高宮・甲田・向原:13:00~14:00
問合せ:
中央図書館【電話・お太助フォン】42-2421
八千代図書館【電話】52-7090・お太助フォン22-1001
美土里図書館【電話】59-2120・お太助フォン23-1001
高宮図書館【電話】57-1803・お太助フォン24-1001
甲田図書館【電話】45-4311・お太助フォン25-1001
向原図書館【電話】46-3121・お太助フォン26-1001