くらし 高齢や障害によるお金の管理や将来の不安を抱える方へ「中核機関」があなたの権利を守ります!

■成年後見制度をご存じですか?
認知症や障害などによって、ものごとを判断する能力が十分ではない人に対し、後見人などと呼ばれる、ご本人に代わって財産や権利を守ることができる人を家庭裁判所に選任してもらい、ご本人を法律的に支援することができる制度です。
江田島市では、より多くの人にこの制度について知っていただき、必要とする人が制度を利用することができるよう、江田島市社会福祉協議会権利擁護センターえたじまに「中核機関」を設置しました。
中核機関とは…皆さんが、成年後見制度を必要な時に利用できるようにサポートする窓口で、4つの機能があります。

▽伝える 広報啓発
地域でチラシの配布やポスターの掲示、講演会などを行い、地域の人や専門職などに対して、相談窓口や成年後見制度の知識について広めることで、相談しやすい環境を整えます。
これにより、早い段階で判断能力の不十分さによるリスクに気づき、適切な支援につながりやすくなります。

▽聴く 相談
地域の人やご家族、その支援者などから成年後見制度などに関する相談を受け、制度に詳しい専門職がご本人の支援を考えるチームに参加したり、チームを作ったりします。
すぐに制度が必要ない場合も、チームと一緒に制度を利用するタイミングなどを考えていきます。

▽手伝う 利用促進
成年後見制度の利用に向けた申立て書類の準備が難しい時は、制度に詳しい専門職が助言や必要な力添えをします。
また、後見人などの候補者を決める時に、ご本人の状況や状態に相応しい後見人などが選ばれるよう一緒に考えます。

▽支える 後見人支援
成年後見人などになった人が、活動上わからないことがある時や報告書作成などの事務を行う時に、悩みごとを一人で抱え込んでしまったり、意図せずに不適切な後見活動を行ってしまったりすることのないよう、後見活動のバックアップを行います。

認知症の人や、障害のある人のお金の管理、消費者被害、身寄りや支援者がいないことによる将来の不安など、お困りごとがあればお気軽にご相談ください。
権利擁護センターえたじま【電話】0823-27-8032

問合せ:社会福祉課
【電話】0823-43-1638