くらし 江田島警察署通信第105号~今年も悪徳商法にご注意!~

現在、江田島市では悪徳商法に関する情報を多数いただいております。
今回は、今話題の催眠(SF)商法について実際にあった例を紹介します。
近所にあるずっと空き店舗であった場所に健康食品などの業者を名乗る店が開きました。店の中には沢山のパイプ椅子が置かれ、何か講演会場のような雰囲気でした。
また、近くの大型スーパーなどでは、その店の人が、「健康講座を開催します。」「無料でプレゼントを配っています。」などと地元の高齢者にお店の紹介をしていました。
声をかけられた高齢者は、話を聞くだけなら行ってみようと、言われた時間に店に行ってみると、漫才師のような口の上手い人が、健康の話や面白い話をしており、プレゼントにいろいろな日用品を貰うことができました。
高齢者の方は、毎日この漫談のような会場に通うようになり、店の人は親切に家族のことや生活のことの相談にも乗ってくれました。
2,3週間たち、店の人を信用しきっていたある日、「皆さんのために数量限定で体の痛みに効く健康器具を限定20個のみ仕入れることができましたので、販売させていただきます」「早い者勝ちです」と言われました。
高齢者は、信用している店の人の言うことならと、約30万円のマッサージ機を買いました。
その後も、店の人に勧められるまま、「医者いらずの水」や、「飲めば関節がよくなるゼリー」などを年間150万円で契約しました。
このような商法で購入したものは、契約から8日間は、クーリングオフできます。
江田島市にも、皆さんからお金を巻き上げようと様々な業者が出入りしているようです。
皆さんも騙されないように気を付けましょう。

問合せ:江田島警察署
【電話】0823-42-0110