健康 健康ひろば(2)

■5月31日は世界禁煙デー。6月6日まで禁煙期間です。
5月31日は世界禁煙デーです。この日から1週間は禁煙週間として、たばこによる健康への影響を見直す期間です。禁煙するのに遅すぎることはありません。禁煙は性別・年齢・喫煙による病気の有無を問わず、すべての人々に大きくかつ迅速な健康改善をもたらすと報告されています。喫煙者の皆さん、自分と大切な人の命と健康を守るため、この機会に、禁煙について考えてみませんか。

▽COPD(慢性閉塞性肺疾患)を知っていますか
COPDはたばこの煙などによって肺が傷つき、呼吸がしづらくなる病気です。主な原因は喫煙で、日本には500万人以上の患者がいると推定されていますが、治療を受けている方は1割程度です。本市ではCOPDによる死亡率が全国平均よりも高い状況が続いています。

▽ここが怖い!COPD
COPDは息苦しさや咳が続くだけではありません。進行すると、虚血性心疾患、骨粗しょう症、糖尿病など全身の病気にもつながることが分かっています。さらに、一度失われた肺の組織は、元に戻りません。早期に発見し、進行を遅らせることが大切です。

▽やってみよう!COPDセルフチェック
□たばこを長期間吸っているまたは吸っていた
□息切れしやすい
□呼吸をするとゼイゼイヒューヒュー音がする
□1日に何度もせきが出る
□黄色く粘り気のあるたんがでる
いくつかの症状が当てはまった方は、COPDの可能性があります。特に40歳以上で、喫煙歴が20年以上の方は注意が必要です。気になる方は、早めに医療機関に相談しましょう。

問合せ:保健医療課
【電話】0823-43-1639

■広島県失語症者向け意思疎通支援者養成研修
失語症者の自立と社会参加を図るために、コミュニケーションを助ける支援者を要請する研修を開催します。修了者は広島県登録者名簿に登録されます。
失語症は、脳卒中などによって起こる言葉の障害です。失語症の人たちは、会話が難しいことで家庭外へ出ることをあきらめてしまったり、緊急時や災害時の支援が受けにくいなど、社会の中で孤立しがちです。
失語症の人たちが地域で安定した生活を送るためには、適切な知識と会話技術を持った意思疎通支援者が必要です。
応募資格:受講後に失語症者の支援に携わることのできる18歳以上の人
定員:30人(応募多数の場合は抽選)
費用:無料
日程:7/6、7/13、7/27、8/10、8/31、9/14、9/28、10/5、11/9、12/7(全10回…オンラインでの実施含む。)
※7/6と7/13は公開講座(公開講座のみの受講も可能。オンライン「ZOOM」使用)
場所:広島市中区地域福祉センター、広島市東区地域福祉センター(回によって会場が異なります。)
申込期限:6月6日(金)
詳しくは、広島県言語聴覚士会ホームページ「失語症の方々への支援」に掲載。

問合せ:広島県言語聴覚士会意思疎通支援
【電話】080-3895-7678

■講演会「後見人が必要」と言われたら?これからの安心のために学ぶ成年後見制度
-お金や将来に関する不安や疑問、気になりながらそのままにしていませんか?-
・自分や家族が認知症や重病になった時に備えてできることはある?
・障害のある家族のお金の使い方や将来が心配…
・最近、周りで詐欺の話をよく聞くので騙されたらどうしよう…
高齢や病気、障害などで、自分の権利を自分で守ることが難しい人に代わり、財産や権利を守る信頼のおける人がいたら安心できると思いませんか?「成年後見制度」といい、「後見人」などと呼ばれる人が、ご本人の代理人として難しい手続きなどを支援してくれる制度があります!
この講演会で、いざという時にあなたやあなたの大切な人の権利やお金を守る方法を楽しく学びましょう!申込不要・入場無料ですので、お気軽にご参加ください。
日時:5月23日(金)午後1時30分~3時
場所:大柿市民センター集会室
講師:坂下弁護士事務所 坂下宗生氏

問い合わせ:権利擁護センターえたじま
【電話】0823-27-8032

問合せ:社会福祉課
【電話】0823-43-1638