- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県下関市
- 広報紙名 : 市報しものせき 令和7年2月号
■下関の未来へ 企業誘致による産業の発展を
皆さんこんにちは!前田晋太郎です。
市長の職をお預かりして、さまざまな課題と向き合ってきた中で、下関の最大の課題は、やはり人口減少であると認識しています。減少の要因は、まちの魅力であったり、働く環境であったり、さまざまです。
その中でも「働く環境」については、民間企業から下関が選んでもらえるように、私たちは企業誘致にも力を入れてきました。一般的に企業誘致と言っても内容を大きく分けると、市外からの新規進出と、市内企業の投資拡大があります。どちらにしても民間企業の大きな決断であり、国内外数ある中から下関市を選んでもらうことは並大抵のことではありません。
最近では、丸一鋼管という大きな企業が下関市に新工場を建設する過去最大額の投資計画が発表されました。その他、星野リゾートのホテル建設や、旭洋造船の捕鯨母船建造など、令和3年度から6年度の間に、立地企業数13社、投資予定額840億円、予定雇用者数400人以上と、かつてないほどの投資が下関市に生み出されています。
これらは、人口減少の抑制や経済の好循環につながる明るい材料であることは言うまでもありません。引き続き、国内はもとより世界に向けて、下関市の素晴らしさをアピールし続け、多くの企業を呼び込めるように努力していきます。