- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県長門市
- 広報紙名 : 長門市広報 知っちょこ 令和7年4月号
「地域課題に挑戦し、明るい未来へ積み上げていく」
3月定例市議会では、江原市長が令和7年度施政方針を表明し、予算編成にあたっての理念や主要な施策を説明しました。
今回はその中から、予算と主要な施策の概要を紹介します。
◇「一人ひとりが誇りに思えるまち」に向けて
私たちを取り巻く環境は、不安定な世界情勢の中、物価やエネルギー価格の高騰が今なお市民生活や地域経済を圧迫するとともに、人口減少や少子・高齢化の加速による様々な地域課題が顕在化するなど、年々厳しさを増しております。
このまま手をこまねいていては、労働力不足や担い手不足、コミュニティの弱体化、税収の減少に起因する行政サービスの低下など、地域の魅力と活力が失われることにつながりかねません。私たちは今、まさに時代の大きなうねりの中にあり、これまでの常識や手法が通用しな特集01令和7年度施政方針・予算の概要くなる時代の転換点にあります。
私は改めて、人口減少の危機感と、それに歯止めをかける取組の重要性を強く認識し、人口減少下にあっても持続可能で強靭な地域づくりについて、議会をはじめ、「ながと未来トーク」など、市民や地域、事業者のお声を直接お伺いする様々な機会を通じ、しっかり検証してきたところであります。
令和7年度当初予算では、今後を見据えた地域づくりを推進し、「一人ひとりが誇りに思えるまち」の構築に向け、私が市民の皆さまにお約束した「5つの挑戦」を、今年度も引き続き当初予算の重点施策に位置付け、第2次総合計画後期基本計画の着実な推進を図ることといたしました。
◇合併後最大の予算規模
令和7年度当初予算は、基本理念である「市民のいのちと生活を守る」のもと、重点施策とした「5つの挑戦」の歩みを止めることなく、「地域課題に挑戦し、明るい未来へ積み上げていく」予算と位置付けました。
一般会計当初予算の総額は、令和6度に比べ、プラス4億7、900万円、2.1%の増加となり、令和6年度に引き続き、予算規模としては合併以降最大となる、230億6、900万円となったところであります。
一方で、市債発行額を公債費以下とするプライマリーバランスの黒字に着目した財政運営を継続することとし、令和6年度末の市債残高は194億円余の見込みとなっております。
◆令和7年度「5つの挑戦」~市民のいのちと生活を守る~
(1)切れ目のない一貫した子育て支援
(2)誰もが「健幸」で安心して暮らせるまちづくり
(3)地域経済の活性化
(4)観光地ブランドの深化
(5)災害に強い基盤の構築
+plus!
第2次長門市総合計画後期基本計画の推進 「7つの基本目標」の推進
◆令和7年度一般会計予算の構成(単位:万円)
◆特別会計・公営企業会計
※表示単位未満を四捨五入しているため、合計などと一致しない場合があります
■令和7年度当初予算 主要な施策の一覧表(金額の単位:万円)
(1)切れ目のない一貫した子育て支援
(2)誰もが「健幸」で安心して暮らせるまちづくり
(3)地域経済の活性化
(4)観光地ブランドの深化
(5)災害に強い基盤の構築