- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県周南市
- 広報紙名 : 広報しゅうなん 令和7年5月号
昨年度、本市でのクマの目撃情報は過去最高で人身被害も発生しました。毎年、5月~11月にかけてクマの行動が特に活発になりますので、次のことに気をつけて行動してください。
・山の中や山際で行動する際は、鈴やラジオなどの音が鳴るものを携帯し、クマに人間の存在を知らせる(特に早朝・夕方・夜間)。
・クマを見かけた場合、気付かれないように静かにその場から立ち去る。
・クマがこちらに気付いている場合、ゆっくりと後ずさりして逃げる。
・子グマを見かけたら近くに母グマがいるため近づかない。
■クマを人里に近づけないための地域での対策
・柿や栗などクマを誘引するものは、早期に収穫するか枝を切り落とす。
・ハチの巣を除去する。養蜂農家は飼育場所を電気柵で囲う。
・柿の木などを電気柵で囲う。木にトタンを巻いて登れなくするなどの対策を行う。
・不要な果樹は伐採して、クマにとって魅力のない環境にする。
■クマの特徴
・視覚があまり良くなく、聴覚・嗅覚が優れている。
・体長(成獣)は約1~1.5メートル、体重は30~130キログラム。
・毛色は真っ黒で、脚が太い。体の前面に白い月の輪模様がある。
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問合せ:農業振興課
【電話】0834-22-8151