- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県平生町
- 広報紙名 : 広報ひらお 令和7年(2025年)10月号 No.1362
『女性特有の「がん」について知っていますか?やまぐち3070・ピンクリボンキャンペーン実施中』
◆3070とは?
「30」代女性の子宮頸がん受診率が「70」%となることを目指す取り組みです。
◆ピンクリボンとは?
乳がんについての正しい知識を広め、乳がんの早期発見・早期治療の大切さを伝えるための世界的なシンボルマークであり、啓発運動のことです。
●子宮頸がん罹患率は20代後半から増加しています
主に性交渉によって感染するHPV(ヒトパピローマウイルス)が原因で、誰でも感染する可能性があります。そのため、性交渉の経験のある20~30代の女性の発症リスクが高いですが、HPVに感染した人が必ず子宮頸がんになるわけではありません。
20代後半から増加し始め、特に30代から40代で多くなります。
●乳がん罹患率は30代後半から増加しています
乳がんの発生には、女性ホルモンのエストロゲンが深くかかわっており、体内のエストロゲンに関連する要因として、初乳年齢が低い、閉経年齢が高い、出産経験がない、初産年齢が高い、授乳経験がないなどに当てはまる人ほど乳がんを発症するリスクが高いと言われています。
グラフからもわかるように若い世代の罹患率が高いのが現状で、本町も決して例外ではありません。
しかし、どちらのがんも初期段階では症状が現れないことが多いため、定期的な受診(2年に1回)を推奨します。20歳以上の女性は子宮頸がん検診を、40歳以上の女性は乳がん検診もあわせて受診しましょう。
問合せ:町保健センター
【電話】56-7141