くらし まちの話題 ABU Monthly Topics 森・里・海(1)

■地元の野菜が養殖ウニに!?福本さん養殖ウニ販売開始
京都から移住された福本真司(ふくもとしんじ)さん(宇久)が6月28日、地元の野菜くずで実入りをよくしたウニ50個を、道の駅阿武町で販売したところ、珍しさもあり即完売となりました。
福本さんは、定置網の乗組員として働く傍ら、磯焼けの原因のひとつとされる食害防止のため、これまで捕獲後に廃棄されていたムラサキウニを養殖し、町の農家からいただいた野菜くずで実入りを良くする試みを実施。今年は捕獲した約1千個のうちの9割のウニの実入りを実現させたとのことです。
なお、福本さんは新たな試みとして、海藻の養殖にもチャレンジするとのことで、ウニと併せて町の新たな特産品となることが期待されます。

■若き力で地域に貢献!(株)ナベル清ヶ浜清掃
7月2日、地域貢献と職場の交流を目的とした、(株)ナベルの皆さんによる清ヶ浜ボランティア清掃が実施されました。
様々な部署から集まった若手総勢16人が海水浴場シーズン前に利用者が安全に泳げるように、流木や漂着ごみなどを回収しました。

■懐かしの顔ぶれが集う 東京ふるさと阿武町会
6月22日、首都圏在住の阿武町出身者で組織される「東京ふるさと阿武町会」の第8回総会が東京都品川区のホテルで開催され、阿武町にゆかりのある会員が今年は約30人集いました。
はじめに、町長が最近の阿武町の取り組みを説明したのち、町にまつわるクイズなどで盛り上がり、交流会の最後にはそれぞれの母校の校歌を合唱し、ふるさと阿武町に思いを馳せていました。

■阿武中生徒が育てたすいかを収穫
阿武中学校2年生では、技術・家庭科の授業の一環として毎年すいかの栽培・収穫を行っています。
参加した生徒は、4月の苗植えから、丹精込めて育ててきたすいかを7月14日、福賀すいか部会の梅田将成(うめだまさなり)さんに指導を受けながら、丁寧に収穫しました。
梅田さんは、毎朝、50~60個のすいかを収穫しており、大きいすいかは最大20kgにもなるとのことで、生徒たちは収穫体験を通じてすいかの収穫の大変さを学ぶことができました。
「地元の特産品である福賀すいかを栽培から収穫までの体験を通じて生徒たちに知ってもらうことができて、よかったです」と梅田さんは話していました。

■阿武中卓球部の県大会出場に向けて OBが卓球部を激励!
阿武中卓球部が山口県大会に出場することに伴い、小野太久(おのもとひさ)さん(河内)たち中学校OBの皆さんが阿武中学校を訪問し、卓球部を激励しました。
OB等は救急キットや飲み物の差し入れのほか、勝利を祈念した龍のパズルを贈り、部員たちは「サポーターの方々に支えられて、自分たちは活動できていることを自覚して全力で大会に挑みます」と誓いました。