- 発行日 :
- 自治体名 : 徳島県吉野川市
- 広報紙名 : 広報よしのがわ 2025年3月号 Vol.246
▽吉野川市への想い
市長:石田さんにとって、吉野川市はどんな存在ですか?帰省された際の思い出やエピソードがあれば教えてください。
石田:吉野川市は、私にとって「原点」であり、サッカーを始めるきっかけを与えてくれた場所です。幼少期から地域の皆さんや家族の支えがなければ、今の自分はなかったと思います。
帰省すると、よく近所をランニングするのですが、道端で子どもたちが元気よく挨あい拶さつしてくれるのがとても嬉しいですね。その笑顔や声に触れるたび、地元ならではの温かさを改めて実感しますし、こうした地域のつながりが、私にとって大きな励みになっています。
市長:本当に素敵なお話ですね。吉野川市の子どもたちは、挨拶がしっかりしていて、それがまた地域の魅力のひとつだと思います。石田さんにとっても、こうした地元のつながりや温かさが力になっているのだと改めて感じました。これからも地元の誇りとしてご活躍されることを楽しみにしています。
▽今後の抱負
市長:これからの目標についてお聞かせください。プロ選手としてどんな未来を描いていますか?また、挑戦したいことがあれば教えてください。
石田:今年でプロ生活5年目になりますが、まずはチームとしてJ1昇格を目指したいです。個人としても日本のトップリーグでプレーするという目標を叶えるため、全力を尽くします。将来的には、海外でプレーすることにも挑戦したいと考えています。
市長:J1昇格、そして海外への挑戦、どちらも素晴らしい目標ですね。石田さんのように挑戦し続ける姿は、多くの人々に勇気を与えていると思います。
特に、吉野川市の子どもたちにとっては、夢を追いかける石田さんの姿が憧れであり、目標になるはずです。これからもその挑戦を続けて、子どもたちに夢を与える存在になってください!
▽サッカー選手を目指す子どもたちへのメッセージ
市長:最後に、サッカー選手を目指している吉野川市の子どもたちに向けて、メッセージをいただけますか?
石田:サッカーを楽しむことを何より大切にしてください。失敗や壁にぶつかることもありますが、それを乗り越えることで成長できます。好きなことに全力で取り組む楽しさを忘れず、どんなときも挑戦を続けてください。皆さんの未来を心から応援しています!
市長:素晴らしいメッセージをありがとうございます。私も高校までサッカーをしていましたが、正直なところ、苦しいことや辛い経験が多かったです。ゴールキーパーを務めていたのですが、当時は試合も練習も土のグラウンドだったので、いつも泥だらけで擦り傷だらけでした。それでも今振り返ってみますと、「楽しむこと」の大切さをもっと意識していれば、違った思い出になったのかもしれません。
石田さんの言葉は、きっと子どもたちの心に響き、新たな一歩を踏み出す勇気を与えると思います。
石田さん、本日は本当に貴重なお話をありがとうございました。さらなる飛躍を遂げるよう、心から応援しています!
石田:こちらこそ、ありがとうございました!
■石田侑資(いしだゆうすけ)選手
▽石田侑資選手のプロフィール
生年月日:2002年11月11日(22歳)
出身地:吉野川市鴨島町
出身校:森山小学校 鴨島東中学校 船橋市立船橋高等学校(千葉県)
身長:175cm
体重:73kg
在籍チーム:いわきFC(J2)
ポジション:DF
背番号:2
利き足:右足
ユース:徳島ヴォルティスJY 船橋市立船橋高等学校サッカー部
クラブ:2021-2022ガイナーレ鳥取(J3) 2023-いわきFC(J2)
代表歴:2018年U-16日本代表