- 発行日 :
- 自治体名 : 徳島県吉野川市
- 広報紙名 : 広報よしのがわ 2025年4月号 Vol.247
当初予算:213億6,500万円
令和7年度予算は、将来を見据えた中長期的な視点に立ち、公共施設の老朽化対策や防災・減災対策、DXの推進に取り組むほか、次代を担う子どもたちの育ちを支える施策として、保育料の無償化など出産・子育て環境の整備に重点を置いた編成をしました。一般会計の予算額は、213億6,500万円となりました。
■当初予算の6本柱
▽子育て・教育の満足度向上
〔新規〕放課後児童クラブ昼食提供事業 105万6千円
夏休みなどの長期休業期間中に放課後児童クラブを利用する児童を対象に、弁当注文アプリを活用した昼食提供を開始します。また、1食あたり100円を補助します。
〔拡大〕保育所・認定こども園における保育料無償化事業 4,326万円
保育所・認定こども園などにおける保育料について、無償化の対象を現在の2歳児から、0歳児・1歳児まで拡大し、完全無償化します。
▽成長する産業づくりの拡大
〔拡大〕空き店舗活用支援!!お店開き応援事業 468万5千円
市内の空き店舗を活用し、新たにお店を開こうとする方を支援する「お店開き応援事業」について、令和7年度から要件を拡大し、創業や出店意欲を高めるとともに、商業地域の活性化を支援します。
▽暮らし・福祉の満足度向上
〔新規〕ごみ減量化大作戦 544万6千円
新ごみ処理施設の稼働に向けて、ごみ減量化をより一層推進するため、電気式の生ごみ処理機や生ごみ堆肥化容器の購入費用の補助制度を拡大します。
▽移住定住・にぎわい創出の魅力度向上
〔新規〕Mt.高越ヒルクライム事業 1,300万円
令和7年10月に高越山を活用した自転車ヒルクライムレースを開催します。また、自転車と観光を組み合わせたサイクルツーリズムを推進し、交流人口の増加を図ります。
〔新規〕ず〜っと吉野川市!!定住支援事業 1,000万円
40歳未満の若者世代の住宅取得に対し、補助金を交付します。令和7年度から事業をリニューアル(リフォーム加算を廃止、子ども・自治会加算を追加)し、若者世代の移住・定住促進、経済的負担の軽減を図ります。
▽持続可能な地域づくりと市役所の変革
〔継続〕新ごみ処理施設整備事業 7億6,687万4千円
安心・安全で、安定的に処理することのできる新ごみ処理施設の整備を進めています。竣工は令和7年10月末の予定です。
〔新規〕ごみ処理施設運営事業 1億4,183万2千円
新しいごみ処理施設の管理を民間企業に委託し、安定した運営を行います。
▽安心・安全なまちづくりの拡大
〔新規〕相談員派遣事業 12万円
高齢者や介護が必要な方を対象に相談員を派遣し、危険箇所や家具の固定方法などの地震対策に関する提案を行います。
〔新規〕減災化対策支援事業 116万円
相談員派遣事業で指摘された危険箇所について家具の固定などの対策を実施した場合、費用の一部を補助します。また、あわせて感震ブレーカーを設置する場合は設置にかかる費用を補助します。
■特別会計
市には、一般会計とは別に、特定の事業を処理するための会計があります。
国民健康保険や介護保険などがこれにあたり、一般会計とは別に特別会計と言われます。
また、一般会計、特別会計以外に、独立採算を原則とし、企業的な事業を行う水道事業会計などがあります。
各会計の予算額は次のとおりです。
■企業会計
問い合わせ:財務課
【電話】22-2221【FAX】22-2244