くらし 人権とぴっくす

■知恵島地区人権教育推進協議会
昨年、6月に法務局・市人権擁護委員などの皆さんが知恵島小学校に来られ、人権の花贈呈式が行われました。6年生が出席し、法務局・市人権擁護委員などの皆さんと植栽を行いました。児童代表お礼の言葉では「自分や友達を大切にするように、花の命も大切にしたい」という思いをあらたにしました。その後は、この思いを胸に、6年生全員が日々のお世話を頑張りました。人権の花が、学校の花壇やプランターに力強く美しく咲くことで、それを見る人の心も自然と明るくなり、笑顔が溢れていました。お世話を続けている6年生の横で、花に話しかける1年生を見かけました。心が、温かくなりました。花いっぱい、笑顔いっぱいの知恵島小学校になりました。
また、昨年、12月に知恵島地区人権教育推進協議会の取り組みとして、落語家桂七福さんをお招きし、『笑いながらの気づきと学び~古典落語と人権~』と題した人権講演会を行いました。5・6年児童、保護者の皆さんに加えて、地域の方々にも参加していただきました。桂七福さんは、県内出身であり、数多くの人権に関わる講演を行っておられ、言葉の持つ力と言葉の大切さについて、実体験に基づき、分かりやすく話をしてくださいました。人権感覚のアンテナを常に高く、鋭く上げていてほしいという桂七福さんの思いが、心に響きました。学校で、しっかりと人権学習を行うと同時に、このようなさまざまな取り組みを通して、児童には人権に対する考えを広げていってほしいと願います。
最近では、国際的にも人権意識が高まっています。児童の人権に関する正しい知識や感覚・意識を育んでいくことが何より大切です。児童の人権意識をよりよく培っていけるよう、学校だけではなく、家庭や地域がしっかりと連携し、今後も支えていきたいと思います。

問い合わせ:人権課
【電話】22-2229【FAX】22-2247