くらし 市政の窓(3)

■暮らし・福祉の満足度向上
▽ごみ減量化大作戦
燃やせるごみの約半分を占める「生ごみ」に着目し、電気式生ごみ処理機の補助率を市政運営方針従来の2分の1から4分の3に拡大するとともに、生ごみ堆肥化容器・コンポストの購入費用を全額補助します。
また、自治会を通じたごみ減量の啓発活動や水切りネットの活用、市内小中学校での環境学習の強化にも取り組んでまいります。(本号16ページ参照)

■移住定住・にぎわい創出の魅力度向上
▽Mt.高越ヒルクライム事業
高越山を活用したヒルクライムレースを本年10月26日に開催します。募集人数は200名、主会場は吉野川市総合スポーツ運動場とし、コースは高越大橋から船窪つつじ公園までの約13kmの区間で実施します。競技団体をはじめ、地元商工団体や各種団体と連携し、安心・安全なレース運営に努めてまいります。
また、サイクリストの受け入れ環境の整備や、サイクルルートを活用したライドイベント、自転車を活用した交通安全教室や健康教室などを開催することで、交流人口の増加・観光振興はもとより、市民の皆様の健康と交通安全意識の向上を図り、本市ならではのサイクルツーリズムを推進してまいります。

■成長する産業づくりの拡大
▽地域おこし協力隊事業
現在、本市では県内最多となる10名の隊員が、阿波和紙・林業・芸術などの分野で活動しています。
令和7年度は、美郷の梅酒の技術継承、サイクルツーリズムの構築、インバウンド観光の推進、外国人技能実習生の受け入れ支援などの分野で、6名の隊員を募集し5名の採用が内定しました。
隊員の皆さんがそれぞれの経験やスキルを生かし、地域に根ざした活動に取り組めるよう、しっかりとサポートし、地域の活性化につなげてまいります。

■安心・安全なまちづくりの拡大
▽減災化対策支援事業および相談員派遣事業
改修費用や後継者の不在などの理由により耐震化が難しい高齢者や介護が必要な方々を対象に、減災化の支援を行います。
新たな支援として、相談員派遣事業では、建築士などの専門家を派遣し、危険箇所や家具の固定方法などの提案を行い、減災化対策事業では、相談員派遣事業で指摘された危険箇所に対し、家具の固定や配置の工夫などの措置を行い、屋内の安全性を向上させます。(本号14ページ参照)

■持続可能な地域づくりと市役所の変革
▽新ごみ処理施設整備事業の進捗状況
工事中の岩盤崩落の影響で約3カ月の遅れが生じ、ご心配をおかけしましたが、現在は予定どおり進んでおり、工事は終盤を迎えています。
来月から外構工事、7月から試運転を行い、11月の正式稼働を目指します。