くらし [令和7年度]今治市のオサイフ事情

■令和7年度 今治市の当初予算
当初予算規模の前年度比較

令和7年度一般会計予算総額は、前年度比36億円増の813億円となりました。また、全ての会計を合わせた予算額は1,391億9,450万円となりました。
「脱・衰退」を最重点課題とし、新たなステージへと歩みを進めるべく、市役所の政策アンテナをさらに広げ、新たに公約に掲げた事業の着実な展開を図るとともに、人口減少や物価高騰、災害対策などの課題に的確に対応する事業の推進と、持続可能な行財政基盤構築の両立を図りつつ、市民が誇れる「瀬戸内の世界都市」を目指すまちづくりに挑戦する積極的な新規施策を盛り込みました。

◇一般会計当初予算規模の推移

5年連続増過去2番目の大きさです!

◇一般会計の内訳

〔歳入の概要〕
・市税 221億円(前年比 19億円/9.5%増)
個人所得の上昇や好調な企業業績に加えて、定額減税の終了などで増
・地方交付税 188億円(前年比 11億円/5.4%減)
市税の増収見込みを反映した普通交付税の減
・国庫支出金 116億円(前年比 9億円/8.7%増)
児童手当費などの増

〔歳出の概要〕
・民生費 324億円(前年比 24億円/8.0%増)
児童手当費やこども未来基金費の増
・教育費 95億円(前年比 19億円/24.3%増)
伯方支所跡整備工事や小中学校の情報機器更新、整備により増
・土木費 85億円(前年比 5.8億円/6.3%減)
今治こども公園おひさまパーク、蔵敷岸壁老朽化対策工事に伴う港湾改修工事の進捗などにより減

■脱・衰退 STAGE CHANGE
~つながる未来へ 新しい風を確かなものに~

◇直面する課題への対応ー物価高騰対策ー
・給食費等の負担軽減による子育て支援
・こどもが真ん中応援券事業
・LED化の推進(防犯灯設置費等支援の加速化)

[01]考動する市役所がある『まち』に
・「地域コーディネーター」活動事業
・「Z世代」「α世代」の声の政策反映に向けた取組
・デジタル活用による利便性向上・業務効率化

[02]人が元気になる『まち』に
~ひとりひとりが輝く今治の創出~
・土曜日・長期休暇の早朝一時預かり事業
・今治版ネウボラ地域子育て機運醸成事業
・英語教育の充実
・看護、介護、保育の人材確保定着制度の創設
・若者人材ふるさと回帰支援事業
・共に生きる社会づくりの推進

[03]産業に活力を与える『まち』に
~瀬戸内クロスポイント構想のさらなる推進~
・大学生×今治市共創・連携事業
・地域産業デジタルイノベーション加速化事業
・海事都市今治の推進
・地域農業振興事業
・亀老山展望公園整備事業

[04]輝く『まち』に
~「今治時間」のあるまちへ~
・魅力都市創生事業
・文化・芸術振興事業(丹下健三顕彰事業)
・サイクルシティIMABARIのパワーアップ
・地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業
・みらい発掘隊推進事業

[05]しなやかで強靭な『まち』に
・道路冠水箇所重点対策事業
・災害対策事業
・消防施設整備事業

問合先:財政課
【電話】0898-36-1505【FAX】0898-32-5211(代)