- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県八幡浜市
- 広報紙名 : 広報やわたはま 2024年11月号
◆財政用語
※(1)一般会計
教育・福祉等の各種事業や道路および公園の整備など市の基本的な行政サービスに関する収支を管理している会計です。
※(2)地方債
公共施設(学校や道路など)の整備に必要な多額の費用を賄うために、市が国や金融機関など外部から資金を調達することによって負担する債務(市の借金)です。費用の全てを市税など通常の収入で賄えば、財政が圧迫されて他の公共サービスに支障がでるほか、長年にわたって多くの市民が利用する公共施設では、施設を整備した年度だけでなく将来の市民にも整備費用を負担していただくことが公平であると考えられるため、八幡浜市では地方債を計画的に活用しています。
※(3)特別会計
国民健康保険や介護保険など特定の目的と収入があり、一般会計から切り離して収支を管理している会計です。なお、水道事業、簡易水道事業、下水道事業、病院事業のように独自に収益を上げて運営している事業は、特別会計ではなく「企業会計」として、民間企業と同じ方式で会計を管理しています。
※(4)財政調整基金
景気低迷による大幅な減収や大規模災害の発生など不測の事態に備えるための基金(市の貯金)です。決算の黒字に応じて基金を積み立てながら、通常の収入で全体の事業費が賄えない場合には基金を取り崩して財源不足(赤字)を解消することで、年度間の財源を調整します。
※(5)減債基金
地方債の償還(借金の返済)が多い年度や繰上償還(期限を前倒して返済)などで償還に必要な財源が不足することがないように積み立てておく基金です。
問合せ:財政課
【電話】22-3111(内線1532)