- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県新居浜市
- 広報紙名 : 市政だより「にいはま」 令和7年(2025年)7月号
5月21日、大阪・関西万博で口屋、岸之下、萩生東の3太鼓台が勇壮な演技を披露し、新居浜を世界へアピールしました。
1970年の大阪万博以来2回目の派遣で、今年はかき手約850人が集結しました。合同練習を重ね、腕を磨いてきた3台の太鼓台関係者。ぴったりと息の合った一斉差し上げや寄せ太鼓を披露し、詰めかけた観客を魅了しました。
太鼓祭り体験もあり、法被に身を包んだ参加者がかき手に挑戦しました。ステージでは、本市の画家・石村嘉成さんが版画のライブドローイングを披露。本市出身の歌手・水樹奈々さんも参加し、色鮮やかな2作品を仕上げました。水樹さんは「ちょおうさじゃ」など2曲を熱唱。よさこいグループ・浜っ鼓★弾★DANや新居浜南高の発表もあり、会場が熱気に包まれました。
■55年ぶり晴れ舞台 完全燃焼
●口屋太鼓台 高橋 勇人さん
みんなで観客の心をつかむことができました!新居浜太鼓祭りは後継者不足だと言われていますが、万博を契機に、かかわってくれる人が一人でも増えたら、盛り上がっていくかなと思います。
●岸之下太鼓台 守谷 貴裕さん
万博という大舞台でしっかり演技ができ、それを世界に見せられたことに、まずはほっとしています。合同練習などで準備してきましたが、練習以上の結果が出せた、最高の演技ができました。
●萩生東太鼓台 松浦 伸光さん
演技は100点満点だったし、楽しかったです。団長としては最後になるので、いい思い出になりました。来てよかったなと思います。最後まで雨も降らず、天気がもってくれて良かった!
●画家 石村 嘉成さん
市長と水樹奈々さんと最高のステージで挑戦でき、無事大成功を収められて、嬉しかったです。太鼓台もかっこよくて、差し上げたり、時には放り投げたりして、みんなの練習の成果を目に焼き付けました!
●浜っ鼓★弾★DAN 徳永 彩音さん
太鼓台を据えた状態で演舞する機会はめったにないので、より華やかな演舞で太鼓祭りの素晴らしさを伝えられました。35年間の地道な活動が認められ、たくさんの人の前で演舞できて胸がいっぱいです。
●新居浜南高3年 渡邉 琉奈さん
直前まで不安があったけど、意外と緊張せず発表できました。見てくれる人も反応が良くて、特にクイズをしたとき、盛り上がってくれたので、やりがいを感じたし、自分たちも楽しかったです。
●[見学]遠足で訪れた 大阪府八尾市立曙川小3年生
太鼓の音は最初ちょっと怖かったけど、拍手しながら見ました。太鼓のリズムが良くて、楽しかった!
●[体験]小笠原皐君、充紀君、大島志輝君
(かき棒の上は)想像より高かったです。本当なら動いているので、バランス感覚がいるなと思いました。
太鼓台はすごく立派で、とてもいい体験をさせてもらいました。
●[体験]三井和彦さん、得美子さん(娘夫婦)直野匠さん、紅実子さん
娘の嫁ぎ先が新居浜。今回万博に来ると聞いて参加しました。ひょっとしたら、来年は新居浜で手伝えるかも。重かったけど、かき手の中に入ってしまったら何とかなりそう!
■水樹さんへ太鼓台パズル贈呈
万博出場を記念し、市から水樹さんに太鼓台の立体パズル(1/50スケール)を贈りました。旗には「水樹奈々」と印字し、水樹さんのシルエット人形を配置するなどした特別仕様。市長から水樹さんに手渡し、細部のこだわりについて紹介しました。