- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県新居浜市
- 広報紙名 : 市政だより「にいはま」 令和7年(2025年)10月号
■委員会開催報告
議会閉会中に常任委員会および特別委員会を開催しました。その調査の主な内容について、お知らせします。
●常任委員会
◎8月7日(木)開催
▽企画教育委員会
継続審査となっている請願1件の審査を行った後、本市のDX推進の取り組みについて、市担当部からの聞き取り調査を行いました。
本市のDX推進の取り組みについて、担当課からは、これまでに実施した市民対応に関するDXの事例や庁内業務に関するDXの事例、課題や今後の展開などの説明がありました。
市民対応に関するDXでは、おくやみコーナーや市民課の書かない窓口などの取り組みを、庁内業務に関するDXでは、生成AIやノーコードツールの活用などの説明があり、今後はオンライン手続きサービスの拡大や広域連携による効率化を推進していきたいとの説明がありました。
委員からは、DX推進計画の見直しを行い、明確な目標と計画を立ててもらいたい、新規採用職員に手続きを体験してもらうことで課題を抽出し改善する仕組みを取り入れてほしい、デジタル人材の育成に注力してもらいたい、などの意見がありました。
▽経済建設委員会
にいはま営業本部について、市担当部からの聞き取り調査を行いました。
担当部からは、にいはま営業本部の概要、成果目標額、主な取り組み内容、今後の課題について説明がありました。
本市における市産品の流通・販売、企業立地、誘客などの推進を設置目的として、令和7年度の成果目標額は12億円、取り組み内容として、市内企業と連携した全国各地の展示会への参加・企業訪問などを行い、市長によるトップセールスを行っていくこと、ふるさと納税寄附額増加に向けて、コンサルティングを活用した返礼品のブラッシュアップを行うこと、新居浜固有資源である七福芋のブランド化などについて説明がありました。今後の課題はトップセールス後のフォローアップ、本市の魅力、強みの整理、新たな視点での掘り起こしであるとのことでした。
◎8月13日(水)開催
▽市民福祉委員会
次期ごみ処理施設の整備検討状況について、市担当部局からの聞き取り調査を行いました。
担当課からは、8月5日に西条市と次期ごみ処理施設整備検討に関する基本合意を締結したこと、今後、両市の市長、副市長を中心とする次期ごみ処理施設整備検討推進会議にて、両市による運営方式や費用負担、施設候補地の選定やそのスケジュールなどの検討を共同で進めること、仮に両市で条件合意できない場合などで、2市による共同対応の継続が難しくなった場合には、各市で単独整備となる可能性もあることなどの説明がありました。
説明を受けた後、約1時間にわたり質疑応答を行い、委員からは、西条市とは慎重に議論を行いながら、広域化を進められるよう頑張ってほしいなどの意見も出されました。
本市と西条市は、令和17年度の次期ごみ処理施設の供用開始を目指し、今後協議を行っていきます。