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ピティナ・ピアノコンペティション デュオ部門連弾上級の部 入賞

大洲北中学校3年
秋山祐人(ゆうと)さん

秋山さんは昨年8月に開催された国内最大規模のピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」のデュオ部門連弾上級の部に出場。連弾とはペアによる演奏で、連弾に挑戦し始めたのは2023年からと日が浅い中、大人たちに交じりながらも見事入賞を果たしました。連弾は高音担当のプリモと低音担当のセコンドに分かれ、秋山さんはセコンドを担当しています。「パートナーは天才肌。見てきた同年代では一番上手で僕はそれを支える役」と謙遜しますが「テスト期間以外は少なくても一日4時間の練習をしているが、あっという間に時間が過ぎていることも」あるそうで、距離的になかなかペアで練習できない状況を、その集中力でカバーしています。連弾の魅力はやはり息がぴったりの演奏ができた時で、演奏後にファミレスなどで食事をしながらお互いの演奏について話し合う時間も楽しいそうです。
「目標とするピアニストはウラディミール・ホロヴィッツ。聴き手の脳に直接突き刺さるような演奏がしたい」と語る秋山さん。最後にピアニストはやはり手先が器用なのかと興味本位の質問をすると「それが裁縫などはまったく…」と苦笑いで答えてくれました。