くらし Switch Toon(2)

■違いを認め合い、思いやりの心を大切に 作文とスポーツで広がる人権の輪
令和6年度人権作文・人権メッセージコンテスト表彰式が中央公民館で開催され、重信中学校1年生の中元寿々羽(すずは)さんの作品「世界は自分だけじゃない」が最優秀賞、村上七望(なも)さんの作品「障がいは一人の個性」が優秀賞を受賞しました。
また、人権スポーツ教室が同時開催され、サッカー、バスケットボール、野球のプロ選手との交流を楽しんだほか、プロスポーツ団体による人権に関するディスカッションが行われるなど、スポーツと人権の関わりについて理解を深める機会となりました。

▽Interview
重信中学校1年生 中元 寿々羽さん
手話講座で、避難所では障がいのある人への配慮が十分でないことを知り、そのことに対する自分の気持ちを人権作文に込めました。手話や障がいのある人への理解が広まればいいと思います。

■土を触りながら手作業で 玉ねぎの苗植えを体験
重信幼稚園の園児と川上小学校の児童が、玉ねぎの苗植えを行いました。重信更生園の職員、西村侑晟(ゆうせい)さんから植え方を教わり、土の感触を感じながら、一つひとつ手作業で植えていきました。コツは深く植えすぎないことと、土を被せすぎないこと。美味しい玉ねぎが育つようにと思いを込めて植えました。玉ねぎは6月に収穫され、給食に使われる予定です。

■文学に触れて心の栄養を補給! 拝志小学校で読書祭り
全校児童参加の読書祭りが開催されました。図書委員が工夫を凝らした2種類の桃太郎の朗読やおはなしウーフさんによる絵本の読み聞かせ、狂言の紙芝居などが行われ、本の世界にどっぷりつかりました。6年生の図書委員からは「2週間頑張って準備し、桃太郎の発表を気持ちを込めて朗読できました。来年は、頑張って劇などをやって欲しいです」と下級生にバトンを託しました。

■みんなが食事を囲める場へ ほっこり奥松クリスマス会
絵本の読み聞かせやじゃんけん大会が開催され、子どもたちが楽しんでいました。併せて、初めてこども食堂(0歳〜中学生まで)とおとな食堂(75歳以上)が開かれ、ほっこり奥松スイーツ部の人たちが、地元の食材を使ったハンバーガーとスープを提供しました。これからも、毎月一度の開催を予定しており、地域の子どもや高齢者が一緒に食事を囲み会話ができる場所になることが大いに期待されます。