くらし 消費者力UP通信 vol.175

■分電盤の点検商法に関する相談が急増しています
昨年度以降、分電盤の点検を持ちかける業者に関する相談が急増しており、契約者の約8割が70歳以上の高齢者です。
「電力会社から委託された」と名乗る業者から電話で、「分電盤の点検をする」と話があり、翌日、業者に点検してもらうと「分電盤が古く漏電の可能性がある。交換した方が良い」と言われ、約23万円の契約をしたが、念の為電力会社に確認すると無関係の業者であったという事例が発生しています。
電話で突然点検を持ちかける業者には、安易に点検を許可しないようにしましょう。また、その場で契約せず、複数の業者と比較、検討することが重要です。さらに、4年に1度の法定点検について日頃から確認しておくことも大切です。困ったときは、消費生活相談窓口に相談しましょう。

問合せ:市消費生活相談窓口
【電話】964・4400
相談時間…8時30分~17時15分(開庁日のみ)